【感謝】移住して365日。エントリの閲覧数ベストテン
このブログの下のほうには ogilvy松尾卓哉さんのブログからソースを拝借した
「本日でシンガポール移住から ■○○○日■」 というカウンターがついています。
それが本日7月6日、365日目を迎えました。
そう、僕は去年の7月7日にシンガポールに居を構えたのです。
で、せっかくの一周年なのですが、なんかやるにも特段いいアイデアが浮かばなかったので、月並みですけど、よく読まれたエントリの閲覧回数をベストテンにしてご紹介させていただくことにしました。
これまでの一年間、手探りながらGoogleのAnalyticsとかninjaとかTrackWordとかカウンターも付けて来たこともあるので、それらを純粋にアクセス数順に集計してみました。
加藤は昔から一言多いというか、まぁいろんな細かなことをブツクサ言う男ではありました。
ですが、移住以降この一年は、これまで自分が棲んできた領域(広告・メディア・エンタテインメント・インターネット)とはおおきく異なって
世界のこと、日本という国、日系企業の世界との関わり、シンガポールの仕組み、アジア諸国との違い、、のことに思いを巡らせる日々でありました。
今回集計してみて、移住当初とはけっこう変化或いは進化した思考が、文字になっている部分も改めてたくさん発見できました。(青臭く恥ずかしい表現も数多発見・・)
で結果ですが、予想通り(!?)当ブログのCATEGORIESの「日本の状況」のエントリにアクセスは集中していました。トップ10では8位と10位以外全てでした。
これらアクセス上位になった以下のエントリは、定期購読フィードやmixi日記のアップに加えて、検索エンジン経由ヒットし読んでいただいているものでした。
「日本」や「平均寿命/年齢」「景気対策」「少子高齢」「グローバル経済」「人口政策」「アジア進出」「内需縮小」「空洞化」といった当ブログ頻出キーワードが、特に下記のエントリには重複して記述されているからでしょう。
これから当ブログを読んでやろうという有難い方はまず「日本の状況」カテゴリをお読みいただくというのもいいかもしれません。
第10位
ケインズ経済学は不況時の学問 (09年03月18日)
※あのぅ偉そうに言ってすいませんでした。(^_^;)
第9位
アジア経済倍増構想で「国境を越えてアジア全体で成長!」 (09年04月14日)
※麻生さん、イイことも言っています。
第8位
海外で通用しないブランドは日本でも通用しない、、いや全く同感 (09年04月22日)
第7位
内需縮小すると合従連衡が進む (08年12月07日)
※これから数年、勝ち組による業界淘汰は一気に進行します。
第6位
パン・アジア視座の日系企業が 確実に成長してます (08年11月29日)
第5位
それでも日本の内需は大きくならない (09年03月15日)
※消費とは元来、若者のもの。お年寄りは無駄なお金は遣いません。
第4位
海外配当非課税で、日本の産業空洞化はより進む♪ (09年02月23日)
※産業空洞化上等!R&Dも含め、どんどんアジアに直接進出しましょう。
第3位
日本は立ち直れるので 僕は海外で働こう (09年05月05日)
※国を出てからのほうが、国を憂う気持ちが強くなるんだなぁと実感しました。
第2位
国家としての人口政策が必要だ (09年01月14日)
※少子化は改善できますが、高齢化は間違いなく更に激しく進行するのです。
第1位
日本の平均寿命と平均年齢 (08年09月27日)
※一年を通じて圧倒的一位。常にアクセス上位3位以内でした。
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21世紀はアジアの世紀です。
加藤は、目覚しい経済成長を遂げていくアジアを機軸に「日本はアジアの一員として成長する」と、日本企業がはっきりと示し、具体的に行動していくことこそ、今後のビジョンとなる、と確信しています。
すでに世界の実体経済の牽引役は中国・インドに移っています。
中国・インド・台湾・韓国・・年初来、猛烈な勢いで株価が戻っているのもまたアジアです。
日本ではこのたびの金融恐慌以降、欧米先進国からの外需への輸出依存が問題視されています。
私はここでほとんど伸び代がない国内内需の拡大に注力するのではなく、成長著しいアジア各国へ日本企業が直接進出を図ることにより、アジア全体視座の「内需」を創造すべきだと考えてます。
我が国の中で猛烈に進む少子高齢化と、我が国の外で進むグローバル経済の進行とへの対応策はこれしかないと思っています。
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今回のアクセス9位エントリの中で↑このように↑書きました。
この気持ちを一年間変わらず抱いてきました。
この先も当面、加藤は日本企業のアジア進出支援を通じて、未来の日本がいい方向に進むべく、微力ながら尽くすことを仕事にしていこう、と思っています。今後ともよろしくお願いいたします。