経営とは破壊と創造の連続
僕が初めて孫正義さんを認知したのは、1986年/19歳の時。テンポラリーセンター(現パソナ)の南部靖之さんが中心となって作られたJICの創立メンバーとしてでした。
JIC ジャパン・インキュベーション・キャピタルは「日本で初めてのベンチャー企業投資育成会社」という触れ込みで83年に設立されていました。同社は南部さんが呼びかけ人になって、孫さんの他、アスキーの西さん、マルコーの金澤さん、データコントロールの原さんなど若手起業家7名で出資し、これからの若い経営者を支援していこうという趣旨でした。
僕を学生企業の道に引きずり込んでくれた真田哲弥さんは、JICのビジネスプランコンテストみたいなやつに見事落選し、失意のうちに氏の親友 西山裕之さんが開業準備していた運転免許合宿の斡旋事業の譲受→起業に加わり、結果・・小生も末席に加わった次第です。
数年が経ち、広告会社をやってた僕は94年、出版社としてのソフトバンクと取引を開始しました。僕は「コンピュータやゲームの日本最大のソフト卸であるソフトバンクはパソコン関係の出版社でもあるんだ。シナジー経営だなぁ」と感心したものです。ちなみに同社は新興かつ泡沫であった日広との新規口座取引にも暖かく(^^)・・・僕は初めて孫さんに深く関心をもつことになりました。
翌々96年、ソフトバンクが米Yahoo!社に出資したことが契機となり、日本法人を設立する運びになりました。弊社日広はこの段階で月1000万以上、同社媒体を販売していたこともあり、同社と電通で設立した広告メディアレップ(取次総代理店)サイバーコミュニケーションズ社の設立段階からお取引口座を設けていただく運びとなりました。
ソフトバンク社は東証一部上場後に米ITニュース最大手ZDnet等の買収を経て、Yahoo!BBを開始。めたりっくや日本テレコムなどの通信事業者を矢継ぎ早に買収していきました。その後、現金2兆円超を投下しボーダフォン日本法人を買収。携帯電話事業に参入したわけです。
そして同社は30周年を迎えました。こんなにも・・目まぐるしくメイン事業を変え続けてきた孫さん。
氏が対峙してきたデジタル情報革命。堂々30年いっときもぶれていない!と仰っておきながら、僕は実態を目の当たりにしてきました。
素晴らしい。経営とはまさに破壊と創造の連続。氏は微動だにぶれない信念のもと、業態を絶え間なく変え続けています。30年の同社の歩みは変化の轍そのものでしょう。
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3月15日は加藤が創業した 秘書センター株式会社の設立記念日でした。同社は24時間365日体制の受電対応は全国のSOHO、ECショップから絶大なるご支持を頂戴しております。(昨3月書いた同社の御紹介エントリです)
と同日tweetしたら、さっそく同社のお得意先からこんな嬉しすぎるRESが・・。うげげ大感動&落涙。ありがとうございます。
しま&せきやんそしてスタッフの皆さん、7周年おめでとう。ぜひ孫さんを見習って、お得意先そして社会のために、これからも次代の兆しを読み先んじて業態を変革し続けてください!。