2023年 10大トピックまとめ

今年は何日…日本にいたかな、と足してみたら159日!と、2022年と同じでした。新型コロナ禍では入出国がセンシティブ(20年21年は隔離とかあったしね)だったけど、今年は合計9回成田/羽田から出国してたことも分かりました(2022年は4回)。新コロ前の状況に戻ったんですねぇ。年の瀬の10大トピックを挙げます。2022年のはこちらです。→ https://katou.jp/?eid=post-6362

 

1:3年半ぶりに金太郎細胞のブースター点滴を行いました。調子いいです。

これは自分ごとなんですけど、2019年12月以来…3年半ぶりに金太郎細胞(他家の骨髄由来間葉系幹細胞)点滴 https://kintaroMSC.com を投与(3回目)しました。特段の必要性を感じていたわけではないですが、けっこう空いたし、そろそろいいかな、みたいな心境もあり、当初からの相棒でもある参画先IKILINKS足利さん(初めて)と一緒にベッドで並んで投与しました。で半年以上経ったわけですけど、相変わらず体調はいいですし、何よりも更に見た目や動きも若々しくなった気がしています!。自己満足だいじです。

 

幅広い業界の有名人、成功者の方々にクアラルンプールまでお越し頂きました。11月からはシンガポールの隣街ジョホール・バルでのご案内もスタート。さっそく先日、これまではクアラルンプールにお越しいただいたシンガポール在住の御夫妻をご案内いたしました。1月2月のご予約も続々と頂いています!。お気軽にお問い合わせくださいませ。

 

2:TOMOS company、躍進しています。

2022年4月より資本と経営へ参画している株式会社TOMOS company。今年はアパレル事業のTERASが事業幅を大きく拡げました。コーポレートページ https://tomoscompany.com/ も刷新したので、是非ご確認いただければ、と存じます。一年さまざまなことがありましたが、特にMARKAWAREとのコラボTシャツ(32,000円!)が即完売したことや、Miletosの特大の社旗を制作したことは、僕が深く関わったこともあり印象深いです。宇都宮での経営合宿や、原宿のPOPUPストア出店も楽しかったなー。

来年は初の常設店を…東京で展開します♬。その”場所”への出店のアイデアとキッカケは僕自身なので、めちゃ気合い入っております。必ずや面白くしますので、乞うご期待。

<MARKAWAREデザイナーの石川俊介さんはリョーマの同僚。嬉しいコラボとなりました。>

 

3:ひろのぶと株式会社が2度の引越しそしてファンディーノマーケットでの登録/取引。

2022年は初めて書籍を出版したひろのぶと。新春のっけから居候させてもろてたビースタッフカンパニーが終了することが決まり…急遽、原宿某所への引越し段取りから入るも猛烈スタイルと合わず、早々に新天地築地へ動くことになりました。甲斐あって、今の居心地は良さそうです。

昨年取り組んだ「株式公募型クラウドファンディング」のプラットホームであるFUNDINNOにて、同社の取り組むセカンダリ市場(株主間が売買できる仕組み)であるFUNDINNO MARKETに登録し、売りたい株主、買いたい株主のマッチングが行えるようにいたしました。ある意味でFUNDINNO以上に革新的な事業だと思っており、継続的に取り組んでいく所存です。

10月末には立川談笑師匠による『令和版 現代落語論』を刊行。先の出版については…準備をかなり進めた年になりました。来年のラインナップが眩しいです~。(年末に代表田中泰延が上梓した直塚大成さんとの共著作『「書く力」の教室』も2024年売れてほしい!)

 

 

4:Orb Fundに適格機関投資家として参加しました。
1997年以来、80社以上のスタートアップの資本と経営にどっぷりかかわるスタイルで起業家へ投資してきた僕でしたが、昨今の起業家が取り組んでいることがちゃんと理解できているかは怪しい、という…寄る年波に綺麗に乗るべく、投資をする人に投資する、これまでやってこなかった関わり方=LP参画に初めて挑みました。 https://katou.jp/?eid=post-6650
シンガポールを軸に活躍されている弁護士森和孝さんのお取り持ちで巡り合った仲津正朗さんは、まさに型破りで規格外のビジョナリー。自ら「WEB3スタートアップを世界で最も理解している日本人」と嘯く自己肯定感の高さに惹かれました。そういう方が好きなのです。

 

5:おかんとバンクーバー、トロントそしてニューヨークに13泊15日の旅に。そのまま世界一周してきました。

2022年9月に母をシンガポールに招き、3泊4日歩きまわったのは、娘が通うトロント大学、甥が行きたがっているニューヨークに一緒に連れ立って旅行に行けるか否かを確認するのも目的でした。2019年の金太郎細胞点滴の効能もあってか…蟄居していた新コロ禍の2年間を乗り越え元気に過ごしてくれたので、今年は娘と甥を伴って、母と共にバンクーバー、トロントそしてニューヨークに13泊15日の旅に行ってきました。楽しかった。母も成人した孫2人と長旅ができて良い記念となってました。ナイアガラ滝観光とニューヨークには甥の父である弟も参加して、なかなかない道中を楽しめました。

僕自身はニューヨークから全員を見送り、ひとりブエノスアイレス(アルゼンチン首都)へ。40年続いた左翼政権の瓦解前夜の雰囲気も味わえて最高の体験でした。その後は吉田さん大﨑さんとバルセロナで合流し5泊6日のロードトリップ、浜中さんと合流し(後述の)東アフリカ3カ国行程、関さん山本さんと合流しムンバイ/ニューデリーの物見遊山という12年ぶりの世界一周チケットを堪能できました。次は数年以内にまた行きたいです。

 

6:アルビレックス新潟 9月15日付にて退任…4年9ヶ月ありがとうございました。
2018年12月、アルビレックス新潟シンガポール会長是永大輔さんが、アルビレックス新潟の代表取締役社長に選任されたことに伴い、添うようにアルビレックス新潟の取締役に就いて以来の指標だった…J1昇格を果たした2023年。開幕から、J2とは別世界というか、観える景色が変ったことを実感することが続きました。一方でそれまでの4年間に培われてきた、アルビレックスのプレースタイルがJ1でも十分に通用することがスタンドからDAZNからちゃんと確認できたことは嬉しかったです。
また昨年(4月10月)、今年4月と3度にわたって、スペインはバルセロナを軸にポルトガル、ベルギー、オランダを廻り、現地のサッカーを目の当たりにできたことも財産となりました。クラブから昨年の本間至恩、今年の伊藤涼太郎、三戸舜介 各選手が相次いでベルギー、オランダのクラブに完全移籍したことはアルビレックスの歴史に残る実績になったと思います。
J1昇格が機となり、クラブはこの先の大きな目標を定めました。これに伴って僕は9月15日、他6名の取締役と共に円満退任を致しました。2026年~の秋春制移行など、クラブにとっては厳しいインシデントも決まってしまいましたが、必ずや乗り越え、J1で常に優勝を争うクラブへ成長していくことと期待しています。エキサイティングな5年弱の在任でした。これからは1サポーターとして応援を続けます。

 

7:次ステージに入ったドッツアンドラインズ、こうばの窓口の開業、フェス開催も→荒天中止。

燕三条を発信するドッツアンドラインズは2月、創業来の目標であった燕三条駅改札出口に構えた拠点「こうばの窓口」を開業しました。窓口にお越しになると”燕三条でのものづくり”をどこでどのように進めていけばいいのか、その解を得るためのヒントがたくさん…まさに燕三条へ誘うゲートウェイとなっています。JR東日本のステーションワークのブースやリモート接続できる会議室も設置していますので、燕三条に出張でお越しになる方のスキマ時間にもばっちり対応していますYO!

10月後半には、ドッツアンドラインズ代表齋藤和也が4年間実行委員長を務めてきた『燕三条 KOUBA(こうば)の祭典』が新運営体制となり、無事リスタートしました。そしてタイミングにあわせて、こちらも創業来の参画先である株式会社LANDと共同主催し10月28日「燕三条ジャパンフェス」を決行。多くの方にお越しいただきましたが、残念ながら荒天のため開始2時間で泣く泣く中止となりました。素晴らしいアーティストの皆様にお越しいただいたのにやり切れず残念でしたが、おそらく!きっと!2024年もやりますので、お楽しみにしててください。

 

8:暗号資産市場は厳冬かつ大凪の一年でした。ビットバンクは15銘柄新規上場など堅調です。

2022年11月のFTXの大破綻の影響が余りに大きく、2023年の暗号資産業界は…ずーっと厳冬でした。凪いでました。ほぼ動いていませんでした。秋になって、リップルとSECの裁判の略式判決がでたり、バイナンスと米司法省との和解と創業者CZさんの辞任が決まったことも契機となり、来年に見えてきたビットコインの半減期に向けて、ようやくマーケットも活性してきました。

かたや我がビットバンクは2023年は昨年実績の10銘柄を大きく上回る…開闢来最多の15銘柄の新規上場を果たし、本日現在37銘柄のお取扱となりました。新生バイナンスジャパン様の取扱銘柄数には劣るものの、当社は全て日本円での板取引!なので、多くの暗号資産取引の需要を満たしていると自負しています。2024年こそはカストディ合弁JADATの事業開始、また信用取引サービスも開始できそうですので、楽しみにしてくださいませ。

 

 

9:シンガポール移住で最初に取り組んだAAICが15周年を迎えました。嬉しいです。

シンガポールに移り住むことになったのは、NIKKO退任時にLENSMODEの楢林さんからお誘いを受けたのが契機だったのですが、その決定に最も喰いついてきてくれたのが、往時インデックスホールディングス社長を退任したばかりの椿進さんでした。そのままの勢いで、不肖加藤がシンガポール法人の代表となって設立にしたPanAsia Partners(現AAIC Holdings)がめでたくも15周年を迎えました。(僕は僅か1年2ヶ月でパートナーを辞任し、単なる大株主に成ったまま現在に至ってます)
で、11月の祝宴にもお招きいただいたのですが…感激もひとしおで、無性に泣けました。
同社は僕の退任以降、アフリカに大きくコミットをシフトしており、そのなかでも中長期的な大きな挑戦が、ルワンダで取り組んだマカダミアナッツの農園事業でした。9月のミニ世界一周では、浜中さんと7泊8日かけてルワンダナッツカンパニーの現況、そして2022年2月に同社の親会社にてタンザニアで取得した1760ヘクタール(千代田区の2倍、堺市と同程度)の農園を視察してきており、その壮大かつ野心溢れる挑戦に大いに心を揺さぶられていたからです。
AAICが東アフリカの地で見事な構想が描けているのは、祝宴にお越しいただいた応援団、仲間たちのお陰に他ありません。なんとも嬉しかったのです。

 

10:百舌鳥あすなろ会の理事に就任いたしました。
母方の祖父である瀧浪久男が世に遺した堺愛育会(あすなろ授産所 後援会)に深く関わるようになって3年あまり。有り難いことに本年度よりあすなろ授産所の運営体であるNPO法人 百舌鳥あすなろ会の理事に就任いたしました。https://katou.jp/?eid=post-6501 また時を同じく発行された堺愛育会の50周年記念誌に拙文を掲載していただき、新型コロナウィルス禍の影響で1年延びていた50周年の式典に母と共に参加することができました。
あすなろ授産所は第2施設であるにこにこカフェの事業用地を取得し、営業を開始しました。両施設の近隣にグループホームの新設の準備も加速しています。近未来に「社会福祉法人」になろうとしています。TOMOS Companyが目指すべき水先を先導してくれてるかのような…百舌鳥あすなろ会。祖父の思い描いた 「境い目のない世界」を具現化していくことを、僕も微力ながら挑んでいきたいと思っています。

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ということで10大トピックでした。ドッツの仲間とスノボ行ったり、昨年に続き是永大輔さんと2週間超バルセロナと周辺各国を歴訪したり、その是永さんが率いるアルビレックス新潟シンガポールがシンガポールプレミアリーグを連覇したり、10年来の仲間である銀座九尾の皆様に混じり生まれて初めて阿波踊りで踊ったり(2024年も行きます)、リョーマのメンバー14名で集まったり、と楽しいことも数多くありましたけど

 

2023年は通年の円安が苦しすぎて、本業であるLENSMODEは2022年に引き続きたいへん過ぎた(売っても利益出ない)し、家業で2018年から取り組んできた新規事業のシザー買取と砥ぎの事業からは撤退することにしたし、資金調達に動いていた複数の参画先は何れもめちゃ苦戦しつづけたし、まぁ厳しい年でもありました。個人的には 自転車でコケて膝に大怪我したのもネガでしたねぇ。

さて!2024年は前半はわりと日本に、後半はほぼシンガポールに居る生活になりそうです。切り替えて、ますます前向きに生きてゆきたいと思います。来る年も引続き宜しくお願いいたします。