中国ベンチャーのオフィスは米国仕込み

2020年5月14日

 
NIKKOやってた頃、僕はネット広告をたくさん売っていました。
2000~06年は毎年秋頃になると、msnやYahoo!、Google、Overtureなど媒体・ネット広告システムの大手が、来年の予算と戦略の説明会として日本から広告会社や広告枠の提携媒体を招いており、加藤もたびたび参加させていただいてました。

彼ら世界のIT企業は、西海岸に、シリコンバレーに、レッドモンドに、マウンテン・ビューに居を構えているんですよ。

郊外の広大な敷地、四方ひろがる自社ビル群、高い天井の開放的なオフィス、巨大すぐる駐車場、各々がカスタマイズ装飾しているデスク、いつでもフリーのドリンク&軽食、ジムやバスケットのコート、デカい図書館、テーブルゲームの部屋、仮眠室・・etc。
(何故か各社ともだいたい似た?感じでした)

そんな加藤が先日、ある記事をみて思いました。
『えっ!コレが中国かいな。こりゃそのまんま西海岸じゃん』

今や中国最大のネット企業の巨頭である阿里巴巴(Alibaba)の本社を紹介する記事です。

一瞬・・・・・・・・・・・・・・(;´∀`)。
がしかし、すぐに合点がいきました。

よく考えりゃこの急成長企業も、そこに集う中国人の社員たちも、みーんなビバ!アメリカ仕込み。

国自体はグーグルを排除してしまったけれど、当事者である彼らが目指す方角もシリコンバレースタイルになって行くのは自然の理です。まさにグローバリゼーション なのかな?。

この阿里巴巴(Alibaba)、そして検索の百度(Baidu)チャットソフトQQを柱とする騰訊(Tencent)の3社は、これまでネットビジネスで市場を牽引していた中国ローカルのポータル3社を遥かに上回る勢いで劇的な伸長を示しています。

彼らはみな日本市場を虎視眈々と狙っているようですが、ビジネスのスタイル・成長への指向性が米国方面であるのは、先のAlibabaの記事を見るだけでもよくわかりますね。

さすが合同結婚式までは・・Googleでもやってないと思うんですけど。

じゃ股