クロスボーダー起業の MJ TOKYO 本日開店です。

2020年4月28日

上場を目指し疾走していた岩井一隆さんが、様々な理由から退任を決意したのは昨年夏。
「QB HOUSE」を展開する1000円理髪店ベンチャーのキュービーネットに社長就任以来~4年半あまりのことでした。

QB HOUSEに代表される1000円カットハウスは、ここ10数年の間に全国に急増。
しかも注目されるほどに高い収益を上げる業態に成長していましたが、折も折、同社を取り巻く社会的な背景は著しく悪化していました。

『洗髪しないことで毛ジラミがわく可能性がある』
『散髪後に訪れる客の毛が食べ物に落ちて不衛生』
などと業界団体、地方議員に言いがかりをつけられ・・挙句、条例が施行された地域では新規出店が不可能になるという憂き目に追い詰められていたのです。
これ正月にも書きましたけど、おかしな話です。デタラメ・言い掛かりにも程があるでしょう。

僕には、
新しい価値を創造したベンチャーによる需要が、競合の既得権者(旧来の理髪店事業者)にとって放置出来ないほど大きくなり、政治・行政に屁理屈ルール変更を働きかけた結果、としか思えません。
つまり一昨年来の医薬品ネット販売規制と同じ。条例等の変更でベンチャーを業態ごと潰そうという、官製不況です。日本特有の後出しジャンケンのアレです。

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昨年10月に行われた第11回世界経営者会議において、ファーストリテイリング柳井正さんは

『日本は政治の混迷、官僚支配の非効率な行政などからグローバル化に遅れているが、国内で閉じた個人や社会に未来はない』 と仰られています。

まさにそのとおり、かと。
政治屋、既得権者と官僚のお手盛り為政に付き合っていては、アジアの成長に、デジタル情報革命に伴うグローバリゼーションに、参加出来ないままに終わることになるでしょう。

2008年1月、
加藤は、日本を取り巻く閉塞感を突破する鍵はアジアの爆発的な成長にある!と悟ると同時に、一介の泡沫ベンチャーが、日本にイノベーションを促すには、中で暴れるには限界があるという思いに至りました。そして『日本を外から揺さぶり刺激を与える』という生き方を選びました。

2010年1月、
蹉跌を踏み越えて、岩井一隆さんはいまいちど理美容の世界での新規起業することになりました。そして加藤も微力ながら精一杯、岩井さんのアジア視座の再挑戦に参加することにしました。

今度は自由にビジネスが出来るシンガポールに本社を置き、1000円カットハウスの価格帯で、洗髪でき(笑)しかもカッコ良くなれるカットハウスチェーンをシンガポールと日本ではじめます。いきなりクロスボーダーです。

いま日本は、日本の理美容業界は、世界のグローバル化の流れの渦の中にいます。

かの池田信夫さんも1000円カットハウス業態の躍進を『日本のサービス業の効率が悪いために価格が高かったのが、競争によって国際水準になっただけなのだ(たとえばNYの床屋は10ドルである)』と解析されています。

アジアの多くの人々が日本のスタイリングに憧れ、その技術によるヘアの実現を望んでいます。
我々はこれから、この価格、このサービス、この技術をアジアのスタンダードにして行きます。

さぁ いよいよ  MJ TOKYO 日本第一号店、本日6月15日開店です。
いらっしゃいませ!お待ちしておりました。