ラジオ大阪の代表取締役会長に就きました。スポンサー(提供、スポット)を募ります。
2025年8月21日開催の株式会社ラジオ大阪の臨時株主総会、ならびにその後の臨時取締役会におきまして、新株を引き受ける株主として承認され、代表取締役会長に選任されましたことをご報告いたします。
今後は筆頭株主であるDONUTSおよび産経新聞社、新たな株主各社と協力し、メンバーと共にラジオ大阪の経営に全力を尽くします。売上向上、スポンサー様そしてリスナーの皆様にご満足いただけるよう努めていきます。
今回の臨時株主総会では、1959年以来66年ぶりとなる新株発行を実施し、資本構成が大きく変更されました。DONUTS様からの追加出資に加え、私が代表を務める丸一興産(丸1グループ)及び8年間資本と経営に参画しているVoiStock、そしてohpner、スレイプニルの計5社から、新たな資本を調達いたしました。
【所信表明】
私は、これからの時代の都市のあり方、地域経済の模範、そして住まう人々の理想的な関係性を示すことができるのは、大阪だと確信しています。ラジオ大阪がメディアとしてその近未来を発信していく姿を思い描いています。
今世紀に入り、日本の行政と経済は長らく低迷しています。日本の未来を考える上で、この低迷の根本原因である「東京一極集中を是正する」ことが、あらゆる観点から喫緊の課題です。地方分権と地方創生こそが、唯一の解決策であると考えます。
それに先導的な役割を担えるのは大阪しかないと思うのです。大阪はこれからの日本の経済成長、自治体行政、文化の隆盛、都市と地方のあり方を示すことができると信じています。そして来るべき時代において全国のロールモデルとなり得る、と。
ラジオ大阪は、東京発信ではない「地方発」のエンターテインメントやコンテンツのあり方、ニュース報道の未来、そして大阪の民意を汲んだ情報発信を提示していけます。当社がこれを提示していくことで、これからの日本の道を明るく照らすリーダーシップと機運を高めたい。 日本の重要なアジェンダの当事者である大阪のリスナーの皆様と副首都の在り方、大阪都構想実現が為す中味を、もっと番組のなかでひろくリスナーと学んでいきたいです。
その機がいま到来していると考え、この度のDONUTS様からの要請に、主体的に強い意欲をもって応じさせていただきました。
【地上波ラジオを取り巻く現況と商機】
大阪にはラジオが6つもあります。更に京都にも神戸にもあります。そしてこの10年でradikoは広く普及し、全国の地上波ラジオコンテンツがエリアフリーで視聴可能となりました。同時にYouTube、Netflix、Spotify、stand.fm、voicy…といった配信プラットフォームの普及と、非地上波コンテンツへの予算投下が進み、「優良かつ独自性のあるコンテンツ制作」が生き残りの必須条件となりました。まさにバトルロワイヤルの状況です。
一方で、アーティスト、芸能人、企業経営者、地方自治体の首長、そしてネットコンテンツ配信者の間で、本人(個人)による地上波ラジオでの露出・発信への期待がこれまで以上に高まっています。フェイク情報が氾濫する現代において、支持層に対し、情報が切り取られることなく、息遣いをストレートに伝えることの重要性と需要が顕在化してます。関西の地上波放送局だからこそ可能なキャスティングもあります。この流れを新たな企画やスポンサー獲得に繋げていけると感じています。
全てが見え、追える「劇場型社会」となった現在、あえてルックスや実体を明かさず、音声にのみ発信情報を絞ることで、より親近感やカリスマ性を際立たせる表現者(歌い手、VTuber、SNS配信者など)も増加しています。
新しい才能は関西にも多く存在するはず。この領域にも強みを活かし、挑戦していきたいと考えています。
まずはスポンサー収入(提供、スポット)を増やすことに最注力いたします。
共にラジオ大阪で番組を作りたい、スポンサー提供したい、大阪を、関西を、日本を盛り上げたい!とご関心をお持ちいただけた方は是非お声がけいただきたいです。宜しくお願いします。