アルビレックス新潟シンガポールSPL優勝とアルビレックス新潟J2優勝J1昇格、おめでとうありがとう

2008年、ほぼ同じ頃に日本からシンガポールに移っていた10歳違いのイケメン是永大輔さんとの知遇に恵まれました。2003年設立のアルビレックス新潟シンガポールを社長として経営するためにきてたのです。

かたや僕はその頃、サッカーには関係も関心もなかったのですけど、是永さん自身の存在にたいへん惹かれました。ずばりアジアのウミガメやん!と。こういう人材がこれからの日本に必要なんや、と。

 

強い自薦により、2009年よりアルビレックス新潟シンガポールのExecutive Partnerを務めさせてもらってきました。特に貢献できてはいませんでしたが、たまに互いの近況やイケてる商売を話しあったり。

そんな新潟シンガポールの社長CEO是永大輔さんが2018年12月アルビレックス新潟の代表取締役社長に選任されました。前年、J2に降格していた同クラブは2018年シーズンの戦績が非常に悪く…すわJ3降格か、というところまで追い込まれていました。すなわちお家の一大事で担ぎ上げられたような恰好で。

で、かつてLEONのコラムにも書いた https://www.leon.jp/lifestyle/10035 のですけど、僕も是永さんの就任のタイミングにてアルビレックス新潟の取締役に就くこと(2018年12月20日付)となりました。そしてせっかくの機会を頂いたので、僕が営むコンタクトレンズの越境EC会社レンズモードにて、アルビレックス新潟シンガポールの胸上スポンサーもお引受けすることにしました。

 

レンズモードはシンガポールの会社です。が、お客様は日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランド、フィリピンなどの消費者で、シンガポール国内での販売は行っておりません。つまり自国で認知促進やブランディングをしても売上増には全く繋がらないのですが、アルビレックス新潟シンガポールをスポンサードすることで、日本の、新潟のアルビレックスサポーターにアピールすることになるだろう!と理屈をこじつけたのです。

 

ということで2019年~2021年のシーズンには↑こんな感じで『見せアンダー』として、LENSMODEとALBIREX.Sのロゴがダブルで入った 長袖のアンダーシャツをプレゼントグッズとして制作しました。長袖のユニフォーム/オフィシャルのアンダーのないアルビレックス新潟のサポーターの皆さんに着てもらおうと思ったのです。Jリーグはスポンサーとのコラボグッズを認めていませんので、これは貴重なアイテムになると考えました。(たくさんのご応募ありがとうございました!♬ )

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僕にとって最初のシーズンとなる2019年、アルビレックス新潟は是永さんの社長就任に伴って新潟シンガポールから新潟に移籍していた吉永一明さんが、シーズン途中から監督となって苦境挽回に努めましたが勢いに乗れず…10位で終了。

前年まで3連覇を果たしていたアルビ新潟シンガポールも最後まで低調でリーグ4位に終わりました。

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(東京でユニフォームスポンサーの記者会見。2020)

翌2020年シーズン、新潟は是永さんが獲得のためにバルセロナそしてニューヨークまで交渉に通ったアルベルト氏が監督を務めることになりました。ところが開幕直後から、世界は新型コロナウィルス禍に陥り、新潟も新潟シンガポールも苦境に陥りました。選手たちは練習すら…いや外出もできない日々が続きました。新潟では外国人選手の飲酒運転の発覚があり、是永さんがシーズン途中で辞任することとなりました。クラブとしても後半失速し11位止まりに。

いっぽう新潟シンガポールは14試合!まで総ゲーム数が減ったなかで10勝し、Singapore Premier League優勝となりました。(がゲーム数も少ないし、無観客で僕もスタジアムにも行けず、喜べませんでした。)

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新コロ禍が続いた2021年、新潟は開幕から怒涛の13試合負けなしという展開で好調も、後半は失速し6位に留まりました。アルベルト監督は退任し、FC東京に移ることに。

(↑写真は2021年、リーゼント岡田氏と。)

新潟シンガポールは練習用ユニ(~2022年↓プレゼントグッズにもなりました。)にもLENSMODEロゴを入れてもらうことになり、僕はアゲアゲ気分で並走しましたが、最後の最後で宿敵Sailors (シンガポール時価総額1位のSeaが買収。代表選手の8割が所属)に敗れ、リーグ2位となってしまいました。

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そして今季2022年シーズン。新たにコーチだった松橋さんが監督に昇進。氏の素晴らしい采配と選手起用で、クラブはシーズンを通じて優勢をキープしJ2優勝を果たし、遂に2017年の降格来、6年ぶりのJ1昇格を決めることが出来ました。取締役就任以来4年間…今日までのすべての公式戦を全力で観戦&声援してきたことがなんらか作用した!と勝手に思っております。

新潟シンガポールは、2018年までのSPL連覇時を率いた吉永一明さんが監督に復帰、元日本代表選手でもある李忠成選手を迎えたことで、選手全員に大きな影響があったと思います。シーズンを通じて粘り強い試合運びで競り勝ち続け、5度目のリーグ戦制覇となりました。取締役就任以降の目標であったJ2優勝=1部昇格とシンクロしたW優勝…今回のシャーレは、僕にとってはこれまでと違う格別のものとなりました。

 

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超円安に振り回された業績の悪化ゆえ、LENSMODEは4年間続けたアルビレックス新潟シンガポールの胸上スポンサーを降りることといたしました。(残念ですが…致し方ありません。詳細は今年の10大トピックに書きました。)

我がLENSMODEが新潟シンガポールの胸上スポンサーをお引受けした2019年~2022年の4年間、全試合観戦しました。新コロ禍なのに何度となくスタジアムに通いました。マスクでおとなしくして見入りました。ほんと生き甲斐になってました。改めて感謝申し上げます。

そんなアルビレックス新潟シンガポールもLENSMODEも、2023年は設立20周年を迎えます。共に良い年にしましょう!

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個人としては、2014年からのenglishcentral(今も少数株主)の肩スポンサーは継続ですし、今後もExecutive partnerとして貢献を期します。新たに4月よりアルビレックス新潟バルセロナのExecutive Partnerも拝命いたしました。来年もバルセロナに赴くことを楽しみにしています。

かたやアルビレックス新潟は、故郷大阪を本拠とするセレッソ大阪と、2月18日か19日に J1開幕戦となりました。こちらも今から興奮しています。サッカーのある日常、すばらしいです。この4年間で気がついたことのひとつです。