『何もそこまでやんなくてもいいんじゃないかな』領域にこそ商機。
昨日のマニラの夜は、サイスコーピオンズ鈴置勝さん(在住10年)に、2年に渡って参画先YOYOがオフィスに居候させてもらっていた御礼も兼ねて、お食事にいったんですよ。
そしたら酒宴も中盤になって、拙著「若者よ、アジアのウミガメとなれ 講演録」をすでに読んでくれていた彼からサラリと、
『加藤さん、去年からamazonギフト券の買取をやっておられるじゃないですか。あれはいくらなんでも、というか、加藤さんの格がさがるんじゃないか、なと思うんですよ。何もそこまでやんなくてもいいんじゃないかなーと』
って、いわれたんですよねぇ♪ 。
(ちなみにハッピーマネーは、僕は手伝っていただけで株主でも役員でもないですよ。)
いや~ 嬉しいことを言ってくれるなぁと。
アシカ軍曹こと西山圭さん(チケットストリート代表取締役)にウミガメの評を書いてもらったときにもコンタクトレンズ越境ECやアマギフの買取について 『またそんなアグレッシブにいかんでも…』いった愉しいナニをいただいております。
http://ashikagunso.blog.jp/archives/55565849.html
僕はといえば、今年でリョーマを創めて…かれこれ30年となるわけですが、
もともとの祖業が、大学生による大学生向けの運転免許合宿の販売に始まって、
ダイヤルQ² →
成人誌へのツーショットダイヤル広告掲載 →
無名なISP(インターネット接続業者)広告代理 →
いわゆるネット系企業を広告主とした広告代理業
と河岸を推移してきた者です。
シンガポールに移ってからも、
コンタクトレンズの越境EC をメインに、いまの参画先も
ビットコインの取引所
新興国むけのオンライン農協
SMS(非ネット)を使った採用支援サービス
独居高齢者向けのシェアハウス運営
巨大すぎる名刺入れメーカー
民再後に電子書籍専門となった出版社 ・・・
など、かなり奇手っぽい業態にばかり参加しております。もちろん、そうなるべくしてなったと思うのですけど。汗
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2014年3月~4月にかけて、僕はビットコイン界隈の事業を専門に取り組むビットチェック(現ビットバンク)の資本を集めていたんですよね。
その際に、行く先々の投資家さんに言われたのが、
『ビットコインはいくらなんでも、というか… 何もそこまでやんなくてもいいんじゃないかなーと』 っといった、ニュアンスのご指導というか、むしろ苦言ばかりでした。
背景としての、いわゆるマウントゴックス事件が発生したのが、2014年2月。
前年4月には、世界のビットコイン取引量の70%を占めていた取引所であった同社の破綻で、うち被害を届け出た人だけでも約2万4700人。豪快でしたねぇ…
まぁ、その事件の直後だったので、僕には大チャンスにしか見えなかったのですけど、そうは見えなかった方々が大多数となってしまいました。
故に設立時の資金調達はなかなかしびれるものがありましたねぇ。
でも、今思い返しても、ビットバンクを立ち上げるタイミングとしては、あの時しかなかった(2014年5月設立)と思うんですよね。
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無論、ワザといかがわしい感じのクリエイティブにしているのは『インターQ 1分で接続』のピンク金アカときと同じ発想です。クレイジーすぎると誰も寄ってこない、という。笑 参考: http://katou.jp/?eid=424