日広マルイチが有限会社サンクチュアリと合併。サンクチュアリ株式会社として再出発しました。

2022年3月2日

家業マルイチグループの有限会社日広マルイチは、2022年3月1日に有限会社サンクチュアリと合併、新たに サンクチュアリ株式会社 として事業に取り組むことをご報告します。 https://maruichi.group/company/sanctuary/

日広マルイチは、21歳の僕が発起人代表となって、7名の知人友人と1988年12月15日に設立した有限会社ツネヨシが、2018年より名乗っていた会社名です。設立時の初代社長は父の加藤勝弘、生損保の代理店業務を生業にしました。

シンガポール移住して2年経った2010年に、僕以外の方の株式持分を全て買い取り、以降は主に僕の講演やイベント出演、或いは著作版権収入(著書印税や映画『恋するミナミ』)の窓口として使用していました。

 

実はツネヨシ設立2か月前の1988年10月1日、一兵卒として当初(1986年11月15日;MY LICENSE創業→1987年6月1日;株式会社リョーマ登記設立)から所属していたリョーマは組織変更を行っています。

代表取締役社長の真田哲弥さんは上京することとなり、非常勤取締役に。代表取締役専務だった西山裕之さんがひとり代表として残り、社長に。バックヤードを担務していた佐々木康さんと僕が取締役に就きました。 すなわち…僕は生涯初めて法人の役員となっていました。

ツネヨシを起こしたのは、リョーマの取締役を拝命したことを契機に、自分のなかではその先もリョーマを続けていくことと、家業(マルイチグループ)を承継することを、同一軌道上におけないか、と考えた末のことでした。 …父には全く違う説明をしてましたが、この時期の僕の脳内はそれで頭が一杯だったのです。

 

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2019年、齋藤和也さんがCampfireで起こした『燕三条の無人駅にものづくり発信拠点』を創るというクラファン   が、グサッと刺さったことを機に、翌20年10月、集まった資金(結果、いちばんのパトロンは加藤だったのですけど笑)を基に出来た『エキラボ帯織』シェアオフィスに入居した日広マルイチ。

かたや2105年から、加藤として新設のシンガポール持株会社Sanctuary Asia Holdings PTE.LTD.設立の資本と経営に参画したものの…サンクチュアリの主業であるシェアハウス運営事業がなかなか成長ベクトルに至らず、持株会社を整理解散し、己の持分全株を元の代表者:松岡伸彦さんに戻していた有限会社サンクチュアリ。

さまざまな経緯から燕三条に新しい事業やサービスを拵えていくことを目標として、これまで取り組んできた日広マルイチとサンクチュアリが…改めて合併することで、サンクチュアリが長年取り組んできたことに、もういちど自分事として真剣勝負で向き合うことといたしました。

サンクチュアリ株式会社は、究極の価値とも云える”ものづくり”の技術/実績と産業エコシステム+ハイエンド向けのインバウンド観光開発が拡がる 燕三条地域に貢献できるよう、下記の取り組みを進めていきます。

 

① シングルマザーの三条市への移住支援。
参画先:株式会社ドッツアンドラインズを基盤に、代表取締役 松岡伸彦が三条市の地域おこし協力隊の任に携わります。子育て支援、地域交流、ワークバランスの修正、住居と仕事の紹介を行い、移住を検討している方に向けて全力で移住支援サポートします。 「人気移住地域ランキングでナンバーワン」に選ばれた新潟県三条市は、シングルマザー家庭の皆さんが輝く場所・コミュニティが数多く待っているのです。

参考記事:人気移住地として話題の三条市。人々が都会を離れる理由とは?「世界一受けたい授業」で放送!

 

② ベトナムからの外国人技能実習生をアテンド。
ベトナムからの外国人技能実習生の我が国への受け入れに豊富な実績があるEarth協同組合との業務提携により、勤勉なベトナム人が燕三条の会社で技術を学び、3年~5年間経験を積むことをマッチング&サポートいたします。

燕三条の企業はベトナムから来る実習者を受け入れることで伝統と実績のある技術、匠の技が東南アジア全域に広がっていくことも期待できます。

 

➂ 燕三条でも、多世代共生シェアハウス運営をいたします。
1994年設立のサンクチュアリは、2016年から数多くのシェアハウスを企画・運営してきました。日広マルイチとの合併に伴い、本社は燕三条に移りますが、マルイチグループの丸一興産と施設の共同管理を行ってきたSHIFT調布をはじめとして、現在首都圏で展開しているシェアハウスは全て今後も運営を続けていきます。

近未来はこれまでのノウハウを100%活かした多世代共生が楽しい『独りじゃない一人暮らし』があるシェアハウスを燕三条でも展開していきたいと考えています。

 

2018年以降、東京都調布市西つつじが丘にて継続開催する【サンクチュアリこども食堂】も、燕三条でも近未来に実施したいと考えているだけでなく、創業から2019年まで携わっていたバー(ROCKWELL’S→BEEPFOREST)の経営にも、燕三条で挑む機会を創れたら、と夢想しております。  引き続き、よろしくお願いいたします。