5カ月ぶりに帰星しました。ToGEAR MSC本社の屋根と看板を新調しました。
シンガポールからです。8月21日に日本航空の羽田ーチャンギ便(乗客は僅か6名)で入って…現在、隔離のホテルで13日目を迎えています。
3月19日にシンガポールから日本に入国し、5カ月間滞在しておりました。その間はいい意味ですることも少なく…のんびりとした穏やかな日々を過ごしておりました。13年ぶりに桜を観たり、梅雨どき~初夏の移ろいって素晴らしいな、と四季を楽しんできました。
入国まもなく…東京は新型コロナウィルス禍による3度目の緊急事態宣言下となり、経済も半分停止といった状況が続きました。そんなこともスローな心境を寛容したのではないか、と感じています。
2020年2月、中国/武漢に端を発する新型コロナウィルス禍の発生からもう18か月が経過したことになります。私はシンガポールに帰ってきましたが、家業マルイチグループのToGEAR PTE.LTD.が同3月から停止している金太郎細胞(若く健康なロシア人をドナーとした、骨髄由来の間葉系幹細胞:MSC)点滴投与を再開できる目途が立ったわけではありません。
シンガポールは9月8日からドイツとブルネイからの観光客・ビジネス客(2度のワクチン接種後、2週間経過)を隔離なしで入国できるようにしました。更に段階的にそのような対応に変更となる国は増えていくと発表されています。現在、日本からは永住権保持者、ビザを持っている人しか入国できませんが、年内には対象になるムードです。その日が楽しみです。
いっぽうで日本は9月1日の報道(写真)では直近の26日間で50万人も感染者が増えた模様で。
隣のマレーシアは急速なワクチン接種を進めている一方ですが、まだ日本のように新規感染者数の増加は衰えを見せておらず、いつピークアウトするのか予測しづらい状況です。
ToGEARの金太郎細胞のご案内については2021年内には再開できれば、と思ってはきましたが…やはり隔離なしで日本から世界の多くの国から入国できるようにならなければ、再起動となりそうにありません。
新型コロナウィルスに苛まれるようになって、健康寿命、自己免疫、基礎疾患、生活習慣病予防… といった、これまで僕たちが金太郎細胞点滴をご案内するにあたって口にしてきたキーワードを、日本でもよく見聞きするようになりました。
金太郎細胞点滴は「若いドナーの骨髄由来の間葉系幹細胞:MSC を直接投与する」という究極のアンチエイジング=若返りであることは、そもそもの最も分かりやすい魅力なのですが、 すべての細胞の元となる細胞:間葉系幹細胞の点滴によって、ご自身の血管や臓器を再生・再活性することが健康寿命の延伸に繋がる、ということが多くの方に確実に拡がってきている手応えがあります。クアラルンプールでのご案内の再開が楽しみです。
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ToGEAR PTE.LTD.といえば、2017年より同社100%子会社と位置付けている日本法人を…70周年ということもあり、5月25日に株式会社ToGEAR MSCと社名変更いたしました。
それまでの法人名だったマルイチスチールセンターは今後も本社建屋の名称として名乗るのですが、折角の機会なので、新しい看板の制作を、参画先:株式会社ドッツアンドラインズにお願いしたところ、まさに燕三条の2021年の技術の粋とも言える素晴らしい出来栄えとなりました。 めちゃめちゃ誇らしいです♪。
この夏、老朽化の一途だった本社建屋の屋根を大改修したことも合わせて、先々代の社長:親父の三回忌(12月)に報告したい!、と思っています。