初めての『痛風』発症。その格闘の記録 2
【DAY2 DAY3 (2020年8月12日~13日)】
日付かわって深夜1時。いま痛風発症が故に、左足親指付け根を中心に10㎝半径が激しく痛む対策として、手元の2種の薬をどう服用すべきなのか。
Facebookメッセの向こうの薬剤師(金太郎細胞チームメンバー)Aさんからは『既に痛風の痛みがある時はフェブリクだめです。ロキソニンに類する痛み止め使うのがいいと思います。』と返信があった !そうなのか!。
ロキソニンはないけど…バファリンはあると打ち直すと、Aさんは『そのバファリンの成分はイブプロフェンでしょうか?。アスピリン(アセチルサリチル酸)が含まれているとかえって痛みが悪化します。バファリンは複数商品があり成分違うものがあるので注意なのです。アセトアミノフェンも有効です。』という返答。 手元にあったバファリンはその2成分が入ったバファリンプレミアムなのでOK → 1時半に2錠服用。
が…痛みは退かない。ただ苦しんでても仕方ないので、とりあえずそんな状況もfacebookにシェアしつつも、昼の投稿に対する返信等を読んで色々学んでみた。多くの方から、メッセやタイムラインへのコメントで、情報をいただいていた。 ありがとうございます。
・谷口さん: 運動してると血が濃くなりますから、まめな水分補給がプリン体の排出に繋がりますよ。とにかく水をもっと飲みます。
・浜中さん: 中年期以降の体調不良の場合、原因の殆どが糖質過多だったりします。数日間、糖質断ちをしてみる事をお勧めします。血糖値が上がらずインスリン分泌による酸化ストレスが無くなる結果、免疫力が上がり体調が整います。
・築野さん:痛風から尿管結石になると、ある日突然、人生観変わるほどの激痛を経験することになります。いきなりきますので、気をつけてください。食事を見直されることをお勧めします。
痛くて朝まで眠れず…7時になって2回目のバファリンプレミアム2錠を服用。内科医が開く9時を待つことにした。
8時45分には着いたが、クリニックは既に5人もの患者が中で待っていた。
先生は、左足親指をちらっとみて、直ぐ「痛風です。」
処置としては、毎食後服用の痛み止め(タカタとロキソニン&胃粘膜を護るレバミピド)とシップを5日分。そして、痛みが退いてからのフェブリク30日分(毎朝1回)
曰く「お酒と甘いものは停止。フェブリクは痛み止めを飲み終えてから。基本的に今後ずーっと服用することになる。」と。え…ひょっとして生涯、服用ですか?。
その後のfacebookのコメントやメッセには
・高宮さん: ベテラン通風持ちだとシクシクしてきてそろそろくるなぁってわかります。予知の段階でガンガン水を飲んで、氷で患部を冷やしちゃうと水際で防げます。(フェブリク、ちゃんと継続してれば出ないですが)
・今井さん:痛風は決して贅沢病ではありません、プリンThailand。骨の周りについた尿酸結晶は単に積もっている間は悪さをしません。今回は、その結晶がなにかの拍子に(運動とか、温めて冷やすとか、多くは心臓から遠いところに発症します)ボロッとはがれたところに、白血球が集まってきたのでしょうね。プリン体をため込む体質か、排せつ機能が弱い体質かのいずれかです。どちらかによって処方する薬が変わりますので、そこを検査するのがポイントです。
・河瀬さん:私の場合、食事を低糖質にすると、タンパク質をエネルギー源にするのか、すぐに痛風の症状出ます。ご注意あれです。
・飯島さん:痛風は普通の内科医よりも痛風専門医にかかるのをお勧めします。処方される薬などは特に変わらないと思いますが、指導の内容がかなり充実してます。尿酸値高い人は痛みが引いてからもずっと通院して服薬を続けないといけないようなので。(私は一生薬を飲むくらいのつもりでいて下さいと言われました。
・上野さん:酒、甘いもの、カフェインはNG。とにかくお水か麦茶をガブガブ飲んでオシッコで出すしかないです。フェブリクなどの薬を発症中に飲むと余計に痛くなるので駄目です。あとお風呂、サウナは治るまでNGです。尿酸はその名の通りオシッコからしか出ないので、いま凄く暑いでしょうから頑張って水分いっぱい取ってください。
・玉置さん:自分も痛風で頻繁に足が象のように腫れ上がるのですが、いつもステロイド注射を打って、すぐ痛みがとれてます。整形外科に行けば、700円ぐらいの治療費で済みます。
・和田さん:ロキソニンと併用できるプレトニンも処方してもらい、だいぶ痛みが軽くなってきました。
盟友田中泰延ちんからも
そうなんです。もし痛風発作なら急に尿酸値を下げるともっと痛むんです…
つらいですがいまは耐えてください…痛み止めと、熱を持つようなら氷やアイスノンで少し冷やしてあげてくださいませ…
それでも骨や関節ではなく、痛風であることを祈っております。痛風はいずれコントロールできますので! https://t.co/dyH1TQfoJd
— 田中泰延 (@hironobutnk) August 11, 2020
と、有用な情報をいただいた。
僕はクリニックから真っ直ぐ宿に帰った。そして痛みに耐えながらデスクワークで過ごした。長い一日に食事は4回あったので、4度、薬ものんだ。
翌13日は朝から参画先の南青山への移転だった。足を引きずって表参道に移動したんだが、引越し立ち合いなんだけど、なんせ足が痛いので、ほぼ役に立たなかった。もうしわけなかった。
多くの助言やググった先の読み物で諸々と気づいた&悟った事として(こちらは3日目のfacebookへの書き込み。多くのコメントも貰った。 https://www.facebook.com/ykatou/posts/10223899631099099 )
・僕は、昨年3月12月の金太郎細胞の点滴投与に遡ると、体重では7kg以上…更に2月からの自宅引き籠りから現在までほぼ毎日1時間ジョギングしたことで、4kg以上減った のだけど(BMIが下がっても、体脂肪率が下がっても)見た目が健康になっていても、尿酸値が健康体と云われる値(6.0mg/dL以下)になってはいないこと。すなわち見た目の改善と尿酸値が高いこと(高尿酸血症)の改善はイコールではない。
・痛風が発症してから、尿酸値を下げる処方薬フェブリクを服用してはいけないこと。のむと、更に痛みが増すこと。怖い。
・痛風の兆しがでてから、サウナやお風呂にゆっくりとはいったことがたいへんよくなかったこと。(汗かいて、余計に高尿酸血症を悪化させていた)
と、めっちゃ多くのことを知った。
で、僕は2つのことが気になった。
・僕はこのまま一生涯、フェブリクを毎朝服用しなくてはならないのか。
・プリン体を避けろ、ということでビールがあかんということなんだけど、これは鵜呑みで良いのか。