Agribuddy:農業×ITでカンボジアで起業。|LEON連載 Vol.19 再掲

「それ実現できたら凄いよね~(棒)」系のビッグアイデアが好きです。
大ぼらというか、途方もないことを妄想することは楽しいですよね。
その実現に向かって一歩前に踏み出すことがとても尊いと思うのです。意思を口に出し、文字にし、インターネットで発信(アウトプット)することが、己を取り巻く世界を変えていく。その様子をこの30年で何度も見届けてきました。

2010年の夏、堀江貴文さんがシンガポールに遊びに来たとき、彼から教えてもらったのがエアラインのアライアンス網を通じた 世界一周の周遊券でした。

それやってみよう!と学生企業の頃からの親友とふたりで2011年5月と6月に実行。計45日(1都市5日ほどの滞在で、合計8都市ほど周遊)の世界一周のツアーを計画しました。

現代版、災い転じて福となす
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本田圭佑さんのお隣が北浦健吾さん(左)

シンガポールに帰って、すぐにシステムを作れそうなひとに「来月一緒に、カンボジアの農地に行きましょう!」と用件より前に、視察の日程の確保をお願いし、翌月またカンボジアに出動。その甲斐あって11か月後の2014年11月、「AGRIBUDDY」アプリを全世界のGoogle Playからダウンロード開始へと漕ぎつけました。その際のプレスリリース→ https://www.atpress.ne.jp/news/53732

このβ版を公開して4年。

「AGRIBUDDY」は孫泰蔵さん率いる「Mistletoe」、本田圭佑さん、家入一真さんたちに第三者割当増資に参加していただき、総額で280万USドルの資金調達(シリーズAラウンド)を完了することができました。本田さんにはご投資いただくとともに、AGRIBUDDYのブランドアンバサダーヘッドに就任していただきました。

世界一周での出会いから7年半。農地に投資してから5年半。ようやく出発点に立った感がある一方で、やっとここまで来た気もします。意味があるのは過程だなと感じるし、結果が全てであることも知っています。 起点である妄想そのものには価値がありませんが、妄想することからしか新しい価値も雇用も産業も生まれないなぁと再認識しています。

シリーズAラウンドの資金調達でMVP級の大活躍をしたのは、2017年3月からDirectorに着任した繁田奈歩嬢でした。2011年、ブログの世界一周告知を観た彼女は、僕にコンタクトしてくれ「ムンバイには行かなくていいから、私に逢いにデリーにおいで」と誘ってくれたインド在住の起業家で、のちに北浦さんに紹介した人なのです。
初出: LEON.jp 加藤ポールの 「激動の投資家人生」妄想で280万USドルを調達。堀江貴文、本田圭佑との出会いで得たものとは? No.14  2019年1月29日
 
追記:北浦健吾さんは2023年12月、カンボジアからご家族で帰阪。直ぐに丸1グループの仕事でご一緒することになりました。2024年1月よりToGEAR MSCの工場長、Soda Factory Singapore(2026年5月~ Osaka Hoso)のCEOに。その後2026年5月、丸一興産を大阪放送に社名変更するタイミングで取締役に就いていただいています。
また丸1グループとして再建に乗り出した株式会社ラジオ大阪の取締役に2026年6月に選任され大活躍されています。