2020年5月6日
2019年5月7日、参画先ビットバンクはおかげさまで登記設立5周年を迎えました。
多くの皆様からのご指導ご鞭撻、そして数多くのお客様からのご利用によってここまでこれた、と感じます。
昨2018年8月30日で、同じく創業来の取締役であった峰松浩樹ちんと共に退任 https://crypto.watch.impress.co.jp/docs/news/1140844.html した身ではありますが、設立からの株主のひとりとして感謝申し上げます。
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さてビットバンク株式会社は2014年の春、ビットチェック株式会社という会社名で創業しました。
つか、当初はビットコインバンク株式会社という名前でGW前に登記しようとしました。
ところが、それで麻布の法務局に登記に行ったら
『「コイン」と「バンク」がどちらも 金融機関を連想 する単語。どちらか一つならいいけど、どっちも入っているならば登記の受理はできない』
といって、断られてしまったのです。
は!? 2つだと駄目で、どっちか1つだとOK、って なんやそれ。意味わかんないんですけど。
ま、しかし駄目なものは駄目&聞く耳なし。それが御上というもの。
少なく勘定しても、ざっと200以上の会社の新規登記設立に当事者として関わってきてましたが、法人名が そのような理由でリジェクト食らったのは、後にも先にも一度だけ。
銀行でもないのに『なんとか銀行』と名乗ったりは出来ないというのは知ってました。でもまさかバンクがダメとは。
え”~ でももう登記できるもんだと思って、co.jpドメイン名取っちゃってるじゃん。 どうすんだよこれ、みたいなことになるも…後の祭りです。
気を取り直し、社内で検討会を行い選んだのが、ビットチェック株式会社です。ドメイン名も汎用jpドメイン bitcheck.jpで取れました。 co.jpドメインは、大原則として一法人一個限定ですからね。もう使っちゃってますからそれ。
んな訳で、4月から活動を始めていたけど、登記できたのはGW明けの5月7日になったのです。
で!満を持して9月16日、世に送り出したプロダクトが… 日本初のビットコインオンライン決済プラットフォームである【ビットチェックペイ】だったのです。
■ プレスリリース>> https://www.dreamnews.jp/press/0000099582/
ところが、このサービスをリリースした直後に、僕が堀江貴文さんとサイバーエージェントが運営してたソーシャルグラフ7gogoに、その告知をしたことで… なんと会社名そのものが英語圏では最もNGワード bitch を含んでいることが判明したのです。
・・ まじすか。そんなあほな。
そのときの僕らの驚愕とドタバタについては、往時の僕がITMediaオルタナティブブログに残しています。
* 会社名がNGワードそのものとわかり、気絶悶絶した件。
https://blogs.itmedia.co.jp/ykatou/2014/09/ng-6252.html
まずいでしょう。もし7gogoだけでなく、この文字列自体が多くのネット媒体でもNG(非表示などの加工処理)をされるのであれば、それは後々にとんでもない機会損失になる可能性も否定できなかったのです。
その対応協議の結果、サービス名のみなならず会社名も含めて全てを変更する、ということになったのでした。速攻で行動を起こし、9月22日に登記変更し、サービス名も会社名もビットバンクに揃えることになりました。
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その後の4年半… なんやかんや、その数〇倍の七転八倒が日々あり、あっという間に現在に至り、金融機関やってます。
で、あれですわ。なに故にビットバンクのコーポレートサイトのドメイン名が https://bitcoinbank.co.jp なのか、ってそれが理由です。
co.jpドメインは、大原則として一法人一個限定ですからね。もう使っちゃってますからそれ。