2016年、10大トピックまとめ。

2023年12月14日

今年も残り30時間となりましたねぇ。
恒例の10大トピックを今年もまとめておこうと思いますよ。

1  シンガポール和僑会としての活動、今年もがんばりました。
 2010年の第二回和僑大会(当時はアジア大会)をキッカケに参加するようになった シンガポール和僑会。今年度から盟友 関泰二さんが会長に就かれたので、在住40年超の坂本さんと共に、副会長という名誉職に就かせていただきました。本年も、5月のAEAN大会(プノンペン)、10月の世界大会(札幌)の全イベントに参加でき、多くのアジアの和僑の皆さんとの親交を深めることができました。また11月には、加藤がホストとなり、ジョホールバルの新ホットスポットであるフォレストシティの視察ツアーを開催することが出来たことも、大きなイベントでした。サイトかっこよくなってます。在星の方であれば、起業家ではない方でもご入会いただけます(審査有)。ぜひご入会下さい。 http://www.sg-wakyo.com/
来る年は、春にクアラルンプールにてASEAN大会、そして秋にはバンコクにて世界大会が開催されます。とても楽しみです。
2 アマギフ買取サイトが操業開始。
 井上翼さんと意気投合して開業に漕ぎ着けたamazonギフト券買取サイト「買取丸」「ハッピーマネー」 の操業にフルコミットした2016年でした。amazonギフト券って、クレジットカードで購入できる金券なんですよ。額面そのまま買えるんです。これがすごい。だから、金策に詰まった方、特にキャッシング枠がもう一杯の方の命綱になる、ってことに今からちょうど一年前に気づいちゃったんですね。要するに、クレジットカードの現金化 ですよ。すごい安全に現金化できるんです。
開業して8か月。ウザいほどインチキサイトも増えてってますけど、90%~94%で買い取れてるのはウチくらいですよ、ほんとに。僕自身は当初の目的を達したこともあり、来年2月には運営から退き、オーナーシップも某社(非常にしっかりした会社です)に譲る運びですが、引き続き今後も『日本橋の井上翼』がやってるサイトは安心できるのでご利用くださいね!。
3 6月『ブロックチェーンの衝撃』12月『若者よ、アジアのウミガメとなれ』を上梓。
 今年は年初から年の瀬までずっと書籍の出版関係の実務云々に追い立てられていた年でもありました。
 参画先ビットバンクで企画した《ブロックチェーンとビットコインに関する総覧的な書物》は昨年末から各執筆をご担当いただいた皆様から素晴らしい原稿が続々と集まっていました。版元は、かつて僕が取締役を務めて(2006~08)いたNeo@Ogilvy日本法人の代表を2015年末に退任された馬渕邦美さんとの再会を端緒に…3月、日経BPでの出版がきまり、『ブロックチェーンの衝撃』はいまや1万部をはるかに越えるロングセラーとなりました。
 もひとつ2013年にゴマブックスから電子書籍として上梓した『若者よ、アジアのウミガメとなれ 講演録』 。6月のアセナビ講演のAWAY原田甲子郎さんによる文字起こしが契機になり、本年12月、大幅に加筆修正し上梓するに至りました。12月には、amazonビジネス書ランキングで1になるなど、大きな成果に至ったことも関係各位のご尽力の賜物だと思います。
4 AGRIBUDDY、日経Fintechのピッチコンテストで優勝。
 2014年から事業化に向け邁進してきた、新興国のオンライン農協を目指すAGRIBUDDY http://www.perfectlensworld.com/ 。
参画先CROSSCOOP Indiaのパートナーでもある繁田奈歩嬢のご仲介によりエントリーできた日経Fintech主催のピッチコンテストで優勝することが出来たことを契機に、Techwaveでかなり掘り下げた記事 http://techwave.jp/archives/agribuddy-22001.html にしていただいたり、今年は多くの皆様にサービスを認知いただく機会に恵まれました。本年からはカンボジアにて農作業の実績や収穫高のデータを基に、土地担保ではないマイクロファイナンスを実施することができています。またバングラデシュではグラミン・ユーグレナ社との取り組みが本格化する等、カンボジアの外に出、様々な状況の皆様にご利用いただくようになりました。12月からはアフリカはモザンピークにて、いくつかの集落でのしっかりとした運用も始まっています。
5 夏のオランダ・イタリア・バンク―バー遠征
 この夏、めずらしくアジアではないところに行ってきました。
 3月に博報堂を退職され、ご家族でオランダに移住された吉田和充さんを訪ねてオランダ(アムステルダム、ユトレヒト)イタリア(フィレンツェ、ミラノ)、行ってきました。いずれも初めてでしたが、とても深い歴史を感じる、味わいのある街でした。来年はぜひオランダにEU拠点をつくるべく行動を進めたい、です。
そしてLENSMODEの北米拠点 http://www.perfectlensworld.com/ に初訪問すべく、カナダ(バンク―バー)に19年ぶりに行ってきました。15名を超えるメンバーの顔や立派なロジスティクス拠点を自分の眼で観れて、とても良かったです。やっぱ、旅はいいですねぇ。ちゃんと出ないとダメですねぇ。
6 ダックビルエンタテイメント、南鎌倉高校女子自転車部 放送します。
 ここ2年、奥本さんを新社長・大株主に迎えて、体制を整えてきたダックビルエンタテイメントグループ。
2016年は、いよいよ来月1月6日より放送開始されるテレビアニメ『南鎌倉高校女子自転車部』 http://minakama-anime.jp/ の製作がおおきな仕事となりました。この作品を見出してから、2年半。ダックビルがいわば『言い出しっぺ』というポジション。台湾資本のNADA HOLDINGS様に大きく参画していただき、日台合作を実現しました。実際のCGの制作の一部はダックビル台湾が担当しています。製作委員会の主幹・プロデュースは『この世界の片隅に』が異例の大ヒットとなっていることでも話題のGENCOさんです。美しい作画、背景にもご注目いただきたいです。ぜひ新年からの放送をご確認くださいませ。
7 DELLAが吉田和充さんをクリエイティブディレクターに迎えて、全てを一新。東急ハンズで販売。
4月に入り、前述の吉田和充さんにクリエイティブ・ディレクターとしてご着任いただく運びとなり、ロゴから製品の価格、規格、デザインまで全てを刷新したDELLA。
世界最大の収納力の名刺入れを核商品とし再定義し、 11月1日にサイトもリニューアル http://www.della.style/ ・・・その全貌を公開しました。販売は、昨年に引き続いて東急百貨店様や山陽百貨店様にお取り扱い頂いておりますが、今年の大きな変化は、東急ハンズ 渋谷店そして名古屋店にてコーナー展開をさせていただいたことです。お陰様で、両店のお客様にはたいへんご評価いただけました。2017年は更に東急ハンズグループのなかでの店頭展開を拡げていく方向です。
8 IKI LINKS をMBO。不動産販売のオウチーノセミナーでスピーカーデビュー!フォレストシティに夢中。
 以前から前社長藤村正憲さんのジョホールバルを紹介する書籍の前書きを担当させてもらうなど、関係のあったGlobal Asia Assetsを、現社長の足利俊樹さんとMBO(マネジメントバイアウト)いたしました。ジョホールバルで、しかも初挑戦の不動産サービス業に参画することができ、強い刺激を受けています。
そして、新社名IKI LINKSを掲げてから、巡り合った大きな仕事は、世界最大の人工島となる超巨大プロジェクト【Forest City】https://www.ikilinks.com/ForestCity/ でした。販売開始となった3月以降、年内9000戸もの分譲が飛ぶように売れてきたForest City。IKI LINKSは、この地を20年10兆円かけて開発していくメガデベロッパーCountry Garden社から、日本人向けの販売を期待されています100万人都市へ向けて、職・住・エンタテインメントの全てを整備していくこのプロジェクトはチャンスの塊です。ぜひ進出してください!。
9 ホームIoTのKAMARQが資金調達。そして第一弾製品「SOUND TABLE」を発売開始。
 3月、ホームIoTのKAMARQが 「あなたの世界を広くする」をタグラインに、家具×ITでこれまでにないコンセプトのプロダクトを生み出すIoT家具ベンチャー KAMARQ HOLDINGS は、事業の強化を目的として、株式会社環境エネルギー投資、株式会社セゾン・ベンチャーズ、株式会社iSGSインベストメントワークスを中心とする複数のファンド及び個人投資家を引受先とし、総額約3.5億円の第三者割当増資を実施しました。
また、第一弾製品として、テーブルとスピーカーを融合したIoT家具「SOUND TABLE」を発表、発売いたしました。12月からはECサイトもオープンしています。https://kamarq.jp/ 
10 KAMARQペントハウス完成。2017年から営業を開始します
 そしてKAMARQの高品質でリーズナブルな家具・建具とホームIoTをそのまま、体感していただくためのショールームでもあるハイクラス向けのコンドミニアム 【KAMARQペントハウス】を本日12月30日、開業いたしました!。詳細→ http://asenavi.com/archives/14104
 僕が昨年から推している都市開発プロジェクト イスカンダル計画 の中心地ヌサジャヤはイーストレダンにてのペントハウス(高層マンション最上階の2階層住戸)をまるごとKAMARQがプロデュース。 お部屋のなかにあるすべての家具・建具はKAMARQ製。空間デザインも、KAMARQデザイナーの鄭州和さん主宰のインテンショナリ―ズにご担当頂きました。このペントハウスの為に製作したものも数多く、泊まることでKAMARQを体感していただくことを目的としています。AirBnB(予約ページ https://www.airbnb.jp/rooms/16421165 )の管理・サービスは、IKI LINKSが担います。ぜひジョホールバルにお越しください。
来る年がまたエキサイティングであることを祈りつつ、今年のまとめといたします。
僕自身は10月、2020年6月末を節目にすることを決めました。 http://katou.jp/?eid=552
2017年も、よろしくお願いいたします。