世界一周41日目(6月20日)|シェムリアップで、フロンティアに目覚める。
6月18日、僕らは世界一周、最後の目的地シェムリアップに降り立ちました。
シェムリアップといえば、アンコールワット遺跡!なわけですが、まずは『流して』タブローム→アンコールワット→アンコールトムと観光に出向くことに。
まずは12世紀に造られたタブローム遺跡。こちら、もともとクメール王朝の王様がお母さんのために創ったものだそうです。
15世紀から19世紀まで放置され、ジャングルとなってたそうで、城壁の上とかにガジュマルの樹とかが生え放題になっています。
アンコールワットは12世紀に30年かけて造られたそうなんです。荘厳な外観も素晴らしいのですが、圧巻は中の壁一面に彫られた彫刻壁画!すごいんですYO。
アンコールトムってのは12世紀の全周15kmの四角形の壁に囲まれた王様の家のあった街だそうです。
そもそもタブロームやアンコールワットが造られた頃のクメール王朝ってのはすごく大きかったそうで、タイ、ラオス、カンボジア、ベトナム南部まであったとな。まるでオスマントルコ帝国ですね。
そして、チェックインして…18時に北浦健伍さん&焼き鳥アッキーらとフロントで待ち合わせ。カンボジア料理を囲んで大宴会となったわけでした。いやー濃すぎる。 (…というのもこの夜のためにハノイや東京から集まった @cazfuji など、かなり話せば長い他男性陣も、、更に5名ほど大合流 ♪)
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翌19日昼、改めて北浦さんとホテルで落ち合い、バンテアイスレイレストラン(1973年11月、アンコールワットに向かい消息を絶った一之瀬泰造さんの記念館がおかれているカンボジア料理屋さん)でランチ。
北浦健伍さん(彼の耕作地でパチリ)とは、これまでの行程でお会いしてきた皆さん同様、昨夜が初対面。
twitterで僕を見つけてくれた方です。世界一周の行程をみて、連絡をくれた現在シェムリアップにて農業!と畜産業!!の事業に挑まれている、大阪出身のスタートアップ起業家なのです。
ブログを見ると、インパクトの強すぎる写真の影響で、第一印象は単に筋の悪いおっさんにしか見えませんが、実はたいへんクレバーかつクールな事業センスの持ち主。しかも、かなーり人生経験は豊富な方です。もと浪速の金貸し(事実)。すげぇオリジナル。
さて我々は、北浦さんの駆るかっこええ扉のないジープみたいのに乗込み、
大雨のなか、まずトンレサップ湖の支流にて水上生活の街を観にいきました。
たまげましたが、今後、数年で大開発されるそうです。もったいない気がします。
更に見渡す限りなんもない道を走ります。
今まさに開墾し、キャッサバというお芋を育てているシェムリアップ郊外の耕作地を見せていただくのです。 これがキャッサバの苗っていうか、タネです。一本を4~5つに切って、畝にさしていくという、クローンの素なんですね。
着きましたー!。 どーん100ヘクタールです。 ってどれくらいなの??ww
荒地をブルドーザーで開墾し、農地を作ります。
トラクターで整地し、丁寧に畝(うね)をつくります。
そこに苗を植えるのです。
芽が出てきたら、こんな感じです。
7~8人いるスタッフのみなさんは耕作地の真ん中に作った小屋に住んでいます。まじです。
うおー 説明できない、この新鮮さ。
そして19日の晩餐は、シェムリアップの六本木PUB STREETにあるお洒落レストランCambodian Soupで、北浦さんの愉快な多国籍仲間たちの皆さんと御一緒に。
とっても楽しかったでーす。
それにしても 高さんのお話し、石原さんの体験、北浦さんの現場、、、
カンボジアの
現在の成長のステージ、平均年齢22~23歳という若さ、現在の産業の構成、民度、外資進出の現況、米ドル取引がベースの市場、国家のサイズ、資本出入りの自由度、、、
ああ、世界一周も最後の最後にきて、僕はすっかりカンボジアに惹き込まれてしまっています。
うーむ、どうしてくれよう。