三原弘之さんのCygnosファンドに10万USD預託したら3ヶ月で全損した件 2
三原弘之氏が代表を務めるCygnos Fundサイトにて、2024年10月30日付にNewsとして「特定の方から虚偽の内容や誤解を招く内容等を含む記事の掲載・投稿が行われております。」との記載がありました。 https://cygnos.capital/news/20241030
僕の名前は明記されていないものの、その前後における僕と三原弘之氏のやり取りを考えると、間違いなく僕のブログを指していると考えられます。しかし、同Newsが指摘している同社ファンドに出資したことに起因する損害の公表に関する僕のブログには、虚偽も誤解を招く表現もありません。
従いまして、先ずはCygnos Fundに公の謝罪と訂正を求めます。
■ 三原弘之さんのCygnosファンドに10万USD預託したら3ヶ月で全損した件 https://katou.jp/?eid=post-6959
遺憾ながら、三原弘之氏は私信(Facebook メッセンジャー)にて、僕のブログの公開は
・Cygnos Fund Ⅰ 契約時のNDAに違反している。
・内容が三原弘之氏に対する名誉棄損である。
と再三にわたり指摘しており、僕に対して「法的措置も辞さない」という姿勢を崩していません。
*****
さきのブログにて公開しましたように、2022年11月20日、シンガポールにて三原弘之氏より、8月にCygnos Fund Ⅰ に申し込み振り込んだ10万USDは、Cygnos名義のFTX口座に残置されていたままに、11月のFTX社の破綻を迎えてが故に、そのまま被弾し全損した、という告知を受けました。
全損したので諦めてください、という主旨の三原氏から依願があった際に、僕自身は「事故の経緯は分かったが、全損には到底納得しかねる。善後策を提案してほしい」という要望を行いました。そこで数日後の2022年11月30日付にて、三原弘之氏より提示を受けたのが、この「覚書」です。
ご覧いただいたように、Cygnosが近未来に新たなファンドを設立する際に、僕に対してコンサルティングフィー12万USDを支払う、というものでした。
当初の三原氏との口頭のやりとりではフィーの額は10万USDを所望されていましたが、コンサルティングの対価では法人で請けたとして全て粗利益となるので納税用の幅がほしい、と2万USD上乗せして貰いました。実際の入金の折はうち10万USDは、近未来のファンドに再投資をする、という約束も致しました。
この覚書に合意する際に、今回FTXの破綻余波を受けたCygnos Fund Ⅰ は解散した上で、別途に新ファンドを始める、という説明を受けました(事実、Cygnos Fund Ⅰ は翌2023年早々に解散の手続きをとっています)。僕はこの新ファンドを始める時期はいつ頃ですか、と尋ねたところ 「2023年8月頃までには開始したい」と返答を貰いました。
覚書の内容に合意し契ったことで、今後のCygnos Fundの仕切り直しに期待すると同時に、運用開始前の口座に残置されてたままに全損するというとんでもない被害にはあったものの、近未来に覚書が実行されることを期待して、いちど抜いた刀を鞘におとなしく納めることにいたしました。
翌2023年9月、しばらくぶりに三原氏に新ファンド設立について確認をとったところ「まだその時期にない」という反応でした。僕はかなり落胆しましたが、来年の8月までは待つのでなんとか新ファンドが始められるようにしてほしい、と希望を伝えました。
待つこと一年。
本年2024年8月、いまいちど三原氏に新ファンド設立について確認の連絡をしたところ、「当面は難しい」というむべもない返事が返ってきました。それだけでなく「損失補填を求めることは法律違反にあたるので、弁護士に確認をとったほうがいい」という主旨のメッセージまで書かれていました。
! このコンサルティング契約の覚書を実行することってCygnos Fund Ⅰ の損失補填という意味だったのか?と驚きました。 そうではないはずです。新しいファンドを始める際のアドバイザリーを務めるって約束の実現を望むことが、どのようにねじ曲がって僕が損失補填を求めているってことになるのか?と 呆れました。そもそもFTX口座全損事故の善後策として「覚書」を合意と契ったものは、三原さんからの提示なのです。
*********
三原弘之さんとは2012年1月、Messengerから直接連絡を貰い、知り合いました。楽天に勤める新卒1年目でした。
その強い思いを受けて、当時、僕が資本と経営に参画していたスタートアップである Langrich (現EnglishCentral)のフィリピンのサービス拠点にインターンに来てもらいました。その後ヤンゴン→クアラルンプールでの起業を経て、 2014年6月、連絡を貰った僕が紹介したのが設立間もないビットバンク廣末紀之さんでした。詳しくはビットバンクの設立経緯をしたためたLEONのコラム後半に残しています。 https://www.leon.jp/lifestyle/9600
ほぼ第一号社員としてあらゆる業務にあたり活躍を遂げました。2018年のご結婚式には来賓スピーチもさせてもらいました。
2020年3月にビットバンクを円満とは言い難い退職の後に、5月に株式会社Cygnosを設立。 取り組んだビットコインのレンディングには、開業当初から僕の持っていたビットコインの一部をお預けし、シンガポールに法人を移して以降もファンド出資を続ける等…現在に至るまで4年間継続して出来る限りの応援をしてきました。
と…三原さんは、僕にとって思い入れのある人物。なので斯様な告発をするのは過去の自分の否定にもあたり、気分のいいものではありません。
しかしながら斯様なトラブルを起こしておきながら、昨今は都度「元bitbank COO」を嬉々と掲げ、ビットコインの運用や海外移住について、然もオーソリティが如く 会員制サロン ビジネスをしている のを傍でみるにつけて、
同じような被害者が再び現れてしまうではないかと強く懸念したことから、僕はいま 三原ヒロユキさんは大切な財産あるいは海外移住など、先の人生を左右するような責任あることを託せるような人物ではない、と痛感していることを、この先で三原さんに頼ろうとしている人に対して警告しなければならない、と思い文字にしています。