ホーチミンのバイクに行方などない。

2020年5月14日

そしてベトナムにはじめて行ってきました━m9( ゚∀゚)━━!!。
ハノイとホー・チ・ミン・シティ(サイゴン)。どちらもとっても活気のある街でした。

当地にて、小生は10人を超える多くの在住日本人経営者の皆さんと交流&情報交換をしてきたわけです。いやぁ有意義でした。これから何度となく出向く気がします。

で・・・ベトナムの第一印象なんですけど
街中とにかくバイク!バイク!バイク!。ものすごい量。みんな元気です。

朝から
昼間も
んで深夜まで
バンバン走りまくっています。信号の無いロータリーで、5車線の幹線道路で、細い路地裏で、無数のバイクが、ぶっ飛ばしていました。

ホーチミン2日目の朝、なぜか5時半頃にハタと目が覚めてしまいました。
ナニゲに朝焼けの窓の外を見るとなんと!バイクが!!ガッツリ走っている。

余りに気になるので、その日の商談ランチで訊いてみました。

加藤 『あのぅ・・彼らは バイクで何処に向かっているのでしょうか、勤務先?学校?』

先方 『大方は行き先はありませんよ。朝が来て 嬉しいから走っているだけです。

!!!!!!!!。

ただ走っているだけ。  バイクに乗ること自体が目的。

さすが若い!平均年齢27歳の国。
溢れる 『ほとばしるパッション』 が、彼らを目的地のない疾走へと突き動かしているわけなのでした。

バイクに乗っていることが嬉しい・・・って、確かにそうだよな。
おいらも16歳で原付買ったとき、梅田まで乗って行ったもんな。意味なんてなくていいんだよな。

『行動に合理的な目的や意味を求める』 おいらの思考や感性が高齢化していたのね。

インターネットが普及して、世の中のどんなことでも結論がハッキリしているかのように見える昨今、なんでも挑む前に結果をうらない、やる前に止めることが多くなっていた自分に気づきました。

闇雲であっても無邪気に走り続けることによって、自分にとっての『答え』が見つかるってことだってあるじゃないか!って、嬉しいから疾走している彼らの姿をみて感じたのです。

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かたや平均年齢が45歳の日本の事情は既に、二輪車販売が ピーク時の1割強ということなので、余計に対照的なものを感じますが、
いまや坂道が登りきれない人のための電動アシスト自転車の方がはるかに売れている高齢ジャパンだから、ある意味この状況は仕方がないでしょう。

ところで奇しくも、この記事で紹介されてる日本のピーク=1982年(約329万台)ってのは、まさに小生が原付を買った16歳の頃。
なめんなよ、横浜銀蝿・・・日本という国がバブル期へ向かってトップギアに上げて疾走しようとしていた、あの頃です。

アガり過ぎてるアドレナリンが燃料となって、いまベトナムはいよいよ猛烈な経済成長へと向かいつつある、と加藤は確信したわけです。

 

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