若者よ、アジアのウミガメとなれ 2022追補

■「戦後に次ぐ第2の創業ブームを」岸田総理、Web3.0推進に向けた環境整備へ意欲  https://coinpost.jp/?p=347588

この記事を見て、いや…そうじゃなくて第3の創業ブームがきてるんでしょ、って感じたのは僕だけなのでしょうか。

戦後すぐ(1945年)創業の家業マルイチグループを5年前に継いだ僕は、学生企業リョーマに参加した19歳(1986年)から今まで日本人起業のシーンに立ち会ってきました。

戦後に次ぐ第2の創業ブームは、ビットバレーを端緒としたネット黎明期(1997-2005年)でした。僕が営んでいた日広はまさにその流れに伴走しました。2006年のライブドア事件の頃を境に其れは終息し…僕がシンガポールに来て15年になります。

いま、これに次ぐ…まさに日本人の第3の創業ブームを日々感じています。

 

若く優秀な日本人によるイノベーションの流れは確実に来ていると思うのです。そう信じたい。

 

其れは2017年(第一次仮想通貨ブーム)あたりから、はっきりと積みあがってきたクリプト界隈(暗号資産、Web3.0、NFT、メタバース)が軸になっています。

そして、戦後起業組の孫世代にあたる若手アトツギ(30~40代)からも強く感じています。

2008年(リーマンショック直前)に、僕が日本からシンガポールに活動の拠点を移した最大の理由は、行政や社会によるベンチャー潰しの世を儚み、イノベーションを促す土壌に活路を見たからですが、

今まさにそのあたりが顕在し、これまでとの大きな差異、レバレッジとなっていると感じているのです。

 

リンク先は2011年に書いたコラムで、2016年の書籍化の元になったものです。

■若者よ、アジアのウミガメとなれ https://techwave.jp/archives/51648514.html