TRUSTeの普及で受賞しました

2021年4月8日

2002年は電子メール広告がメジャーだったんです。
当時はまだネットインフラが脆弱&高価だったり、まぐまぐとかメルマ!が市民権得てたりと、日本は他のネット先進国に比べてもこの領域のポーションが大きかった。

だから、いきおいメール絡みの個人情報漏れが社会面を賑わす事故も多かったわけです。
そんな最中に、日本においても欧米基準の個人情報保護法が施行(2003年5月成立)されたことは、当時いわゆる出会い系や迷惑メール問題が社会的な問題になっていたこともあって、加藤はネット社会でも同法へのコンプライアンスが、是かつ急務とされるはずだ!という思いに至ったんですな。

で、いろいろ調査したら 1997年に発祥したTRUSTeという 企業の個人情報保護体制に対する第三者認証のプログラム がアメリカにあることが分かり、それを普及していくことでこの市場に取り組むことにしたんですよ、2002年。

普及を担う認定審査機関としての具体的活動は、ウェブサイトを運営する企業・団体が、個人情報をTRUSTeが策定した基準に適合して取り扱っているかを審査し、適合するサイトに対し認証マーク(TRUSTeマーク)の掲載を認める(認証する)こと。

実際に審査を通じて認証マークを取得したウェブサイトは、個人情報の取扱いについては一定の基準を満たしたサイトとして、利用者・消費者に対し信頼性をアピールできるという仕組みなんです。

そして現在も
このマークの普及事業に 株式会社ステックワイアード(加藤は監査役を務めています)は日々取り組んでいます。

そんな中、同社が来る2月26日に開催される『ジャパンプライバシーサミット2009』にて、これまでの7年に及ぶ地道な活動と業績を称して『TRUSTeマーク普及賞』をいただくこととなりました!
(※授賞式には小職も臨席します。参加費は無料ということなのでご興味ある方はぜひ。会場でお会いしましょう)

このイベントは日本プライバシーコンサルタント協会など個人情報保護関連団体の合同により開催されるそうですが、、51社におよぶTRUSTeマークの認定審査機関の中から、選んでいただいちゃって嬉しいかぎり。

昨年は更にプライバシーマークも取得したステックワイアードはこの2月1日で、まる9周年を迎えました。じつに厳しいご時勢ではありますが、確かな実績に対するご評価もあり、10期目の今期も順調な滑り出しです!♪

加藤はシンガポールに居りますが、メンバーは毎日渋谷で奮闘中。

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