海外生活日記 |Kansai Scene 2013年12月号

勝手に文字起こし=デジタル化 する自身のインタビューシリーズの12弾は、関西のインバウンド情報を広く世界に発信するサイトを運営しつつ、関西一円で配布されているフリーマガジンの発行も続けている Kansai Sceneさんからうけたもの、2013年 12月号 (issue 163)  。

往時のKansai Scene Magazineでは、唯一の日本語コンテンツだったんだけど、今はどうなんでしょうね。検索したら13年12月号のコンテンツって一部デジタル化  https://www.kansaiscene.com/2013/12/ されてるじゃないですか。… でも僕の「海外生活日記」は見つからなかったので、文字起こししておきます。  なんか前年の12月号のは掲載されてますね~。するのとしないのと都度違うんですね。

このインタビューはたしか10月でしたが、この時期はとにかく己の製作した映画「恋するミナミ」の劇場公開のプロモーションに必死で、各方面に取材のコネをお願いしていたのですが、その絡みの成果ではなかったかしら。

ホーカー料理、いまはね、圧倒的に 麻辣香鍋です。とにかく辛いのが好きならぜひシンガポールに来たら食べてください。入れる具材は自分でトングでボウルに取って選ぶんです。
2015年9月までに、って今も結果出せてないですねぇ…。情けない。家業継いだことで、シンガポール起業の若者スタートアップの資本と経営に参画するのは停止しましたが、 去年までの10年で投資してきた25社内外は引き続き成功を追って日々挑戦を続けています。宜しくお願いします。

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海外生活日記

What’s it like living in…Singapore?

After working in an advertising agency in Japan for 16 years, Yorihiko Kato started over in Asia’s rapidly expanding business center,Singapore. KS asked all about it.

—- シンガポールで何をしていますか?

「日本を外から揺さぶり刺激を与える」活動をしています。具体的には、主にシンガポールにて日本人起業家が営む企業に、資本と経営の両面から参画しています。今いちばん力を入れていることは、今月14日から公開の映画「Fly Me to Minami ~恋するミナミ~」の販促活動です。ここでは企画と製作総指揮を務めました。多くの方々に観ていただきたいです。

—- シンガポールに移住するきっかけ。

1992年から2008年まで、東京表参道にて広告会社を営んでいました。2006年のライブドア事件の余波を受け経営が傾き、止むを得ず、長年の御取引先でもあった会社に譲渡しました。会社を手放す、広告の仕事を止めることで全くのゼロから再挑戦をする機会を得たので、お取引先やビジネス情報誌などで「外国人にとって起業環境がよい」とされていたシンガポールに飛び込みました。

—- シンガポールでビジネス習慣や文化の違いを感じたエピソード。

商談のなかで、やたら”uncle”を紹介されたりしますが、その方は血縁のある叔父さんではありません。そのへんの年長のおっさんです…。

—- 普段、何語を話していますか。

圧倒的に日本語です。そして英語ですか、習うより慣れろという感じですが…。学習方法では私が参画しているオンライン英会話サービス「ラングリッチ」を利用しています。シンガポール人はシングリッシュを話しますが、中国語のアクセント(抑揚)に英語風、の別言語ともいえます。

—- シンガポールのここがすばらしい!

やはり外国人にとって充実した起業環境、そして衣食住の生活レベルの高さでしょうか。日本よりも安全で清潔だと思います。一方で、タクシー以外は何もかも日本より物価・サービス価が高いのは残念です。

—- ホーカーズ料理、ここがおすすめ。

サンバルという辛味香辛料でカンコン(空心菜)を炒めたのが美味しいです。あとはチキンライス。ウイナムキー(威南記)かブントンキー(文東記)か、甲乙つけがたいですね。

—- これから取り組んでいきたいこと。

参画している起業の中から、シンガポール起業で成功した日本人起業家の誕生にコミットメントしていきます。再来年9月末を区切りに必ずやりきりますので、応援してください。

Fly Me to Minami premiers in selected theaters from Dec 14.  Details: flyme2minami.com