YOYOを創めましたYO!

2020年5月14日

 

来る3月31日に、東京にてKUROFUNEという海外にて起業した若い経営者たちによるプレゼン大会があるということです。
そこに、僕の若き友人である深田洋輔さんも登壇することになりました。
実はその深田さんと尾崎良樹さんが昨年2012年の10月に、シンガポールにて設立した新法人YOYO HOLDINGS Pte.Ltd に、不肖加藤順彦もその資本と経営に参画することにいたしました。
社名のYOYOとは二人の名前の最初のオトに因んでいます。加藤の名前も順彦(YORIHIKO)なので同じくYOです。今回の参画にあたっては、それが最も大きな決め手となりました。(嘘
■ コーポレート・ウェブサイト  http://yoyo-holdings.com
深田さんと尾崎さんは二人とも2009年に新卒として入社したDeNAの卒業生です。深田さんは昨年夏より11月まで、加藤が経営と資本に参画しているセブのラングリッチにインターンとして関わっており、そのご縁で知り合いました。
ご存知の方もおられると思いますが、僕自身はDeNA創業時の株主であったこともあり、、僕は浅からぬ縁を感じつつ、彼らが志向する貧困層=BOP対象のビジネスについて、理解を深めるところから、検討を進めました。
起業を志す、彼ら二人のミッションは「世界の貧困問題を解決できるビジネスを創る」こと。
YOYOはバングラデシュのグラミン銀行のようなビジネスを、ITの領域で展開していくことを目途としています。
世界の中で所得がもっとも低い層は、すなわち所得のピラミッドの底部である、という意味の英語=ベース・オブ・ザ・ピラミッドを略してBOPと呼ばれています。
2007年、年間所得が3000USドル(約28.5万円)未満の層をBOPと世界金融公社などが定義している、ということで、現在は約40億人(世界人口の約6割)が、この層に属しているそうです。
さて、僕は基本的にガッツリお金が儲かることが好きなのであります。
そして僕は、その社会起業家とかなんとかのそういうレッテルも、ボランティア的な立ち位置を謳いつつ、善意を集めたお金から、まず自分たちが収益をかすみとっていく構造のビジネスも、また其れを自ら標榜する輩ももっぱら好いておらず、当初は彼らがそれに該当する人々ではないか?とえらく警戒いたしましたww。
このたび参画をきめたYOYOは、BOPビジネスに真正面から取り組んでいきますが、事業を通じてきっちりと事業収益をあげていくこと、企業の成長、創る経済規模の範囲拡大を、成長のKPIとしていきます。
* 小生はボランティア活動を否定してるのではありません。多くの非営利活動についてはむしろ積極的に賛意を示しています。
▼YOYOの事業内容についてのご紹介▼
私たちYOYOはいまフィリピンのマニラを活動の拠点とし、フィリピンの貧困層に特化したモバイルサービス「Candy」を提供しています。
Candyは現地のプリペイド携帯の機能を活用したSMSリワード広告であるため、インターネットを使わない人々に対してもアプローチすることができることが特徴です。先日、サービスを開始して僅か2週間ちょいの3月16日現在で、正会員が10000人を突破いたしました。
フィリピンは最初の第一歩の国に過ぎず、少しでも多くの人々を豊かにできるサービスを届けるため、当初は先ず東南アジアを中心に他の新興国におけるモバイル事業も検討していきます。何卒よろしくお願いします。