広告会社の商い

2020年4月18日

秋なんで、例年だといろんなイベントから喋れとか顔出せとかお座敷かかるんですが、今年は勝手が違ってます。ていうか日本に居ない。

立場変わって、もはや
MarkeZine Day
NET Marketing Forumを窺う必然性は無いはずなんだけど、なぁんかホームページでセッションの内容とか読んでると、無性に行きたくなっちゃいます。

さて、そんなワタクシ。
先般の帰京の際に、業界のネットワークイベント
「次世代広告夜会」のシズルに引き寄せられて行ってしまいました。
で実際に顔出すと、やっぱお知り合いが1/3くらいなので楽しいというか、落ち着くというか。

このたび妙に立ち位置を変えたこともあって、参加者の皆さんに面白がってもらいつつ名刺交換したりしたのですけど、当日再会した
広告会議さん
D2C藤田明久さん、あるいは後日ランチした
サムスル渡邉裕晃さんのブログで取り上げていていただいたりして、離日前くらいから猛烈にこのブログの読者が増えました。

感覚的ですけど倍くらいにはなったんではないでしょか。
当然ながら、広告業界の方が増えました。みなさま お忙しい中、ご覧いただきまして有難うございます。

で、当日の会場や直メールで多くのツッコミを受けたのが私の「仕事の内容」。

アハハ、それに関しては以前のエントリでもお伝えしたように、広告会社の仕事からはいったん(あるいは終生か?)離れるつもりでして。

(ちなみに仕事は「日本企業のアジア進出支援」をやります!はい。お仕事、声かけてください)

もともと加藤自身は、広告会社って 広告会社であろう!としてないと出来ない商いだ と考えています。

広告業って、変なハナシ、法人の定款に「広告代理店」って書いてあればいいだけで、許認可制じゃないので誰かさんからのお墨付きを戴かないと開業できないわけでもない。
適当に副業でやってるところも数多あるし、代理店名乗って媒体マージン分儲かったとか思っている広告主もいる。広告業をなんだか分かっていない人も多い。

だからこそ、昔から「広告会社」と他人様から認めてもらうためには、まず自らが自覚とプライドを持っていないと駄目だと思っていました。

しょうもないことですけど、自分で「弊社は広告会社です」って自己紹介することがすごく大事だったりする。とくに開業間もない零細規模や無名の中小企業はね。

逆にその 生業の道 がわかっていようといまいと 己をそうやって紹介し続けていると、そのうちに
そもそも 真っ当な 広告会社って、広告人って、どうあるべきなんだろう、と考えるようになるわけです。

で 次第に進むべき道筋が見えてきて、斯く在らん、という自覚が湧いてくる。
広告主に対しての、生活者に対しての 立ち位置がより固まっていく。

やってくうちに さらに 広告会社 になっていくわけで。
名乗っていくうちに どんどん アドマン になっていくわけで。

肩書きが人を作る とか
名は体を成す とか
形から入って心に至る とか 言いますが
この世界は特にそうだと思っていました。

で、次世代の広告や広告会社、広告人がどうあるべきかは、
私のブログを紹介してくださった↑広告業界の“側”にいる方々や
業界人間べムさんにお願いするとして、
ここで私は、近日 広告業界の“側”に戻ってくるガッコの後輩に紹介された名著をご紹介いたします。ぜひ!

広告主 アドマン春秋
広告主 アドマン春秋
小宮 淳一

そう、広告主側のご担当もプロのアドマンなんですね。
だからこそ広告会社は次世代広告の時代にも必要不可欠なんですよぅ、同志の皆様。