『Across The View』 27~29歳の、昔の日々の想い出。
ショーンK氏の経歴詐称で、CXの4月からの夜の帯番組『ユアタイム』のメインキャスターが、なんとモーリー・ロバートソン氏になることが報じられました。
なんと!モーリーさんですか。
それはなかなか痛快です。その番組観れないけど。でも最高ですね。
モーリーさんの美声は、僕の青年期の初めの日々・・なにかに憑りつかれたかのように働いて、いや動いていた頃のだいじな想い出のBGMなんです。
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僕は27歳(1994年)くらいから、自分のなかのギアが入れ替わってめっちゃ働くことにしたんです。
つまり日広を開業して3年目にしてようやく、広告の仕事を真面目に取り組むことになった、と。
29歳(1996年)までは、青山の小さな事務所に居たんですが、あの頃はほぼ会社に住んでいたようなものでした。
そんなんだったから渋谷のワンルームマンションはほぼ着替えに帰って4~5時間倒れる(寝る)だけでした。夜中までオフィスに居るのは普通でした。
その頃、平日は毎日27:00(午前3時)まで放送されてたJ-WAVEの番組が、モーリーさんがほぼ毎日!パーソナリティを務めていた『Across The View』だったのです。
サブカルも、国際ネタも、精神世界も、前衛アートも、政治も、クラブシーンも、コミックも、時事問題も、映画も、、博識で、ぶっ飛んでいて、そしてクールな美声。いったいモーリーさんってどんな御仁なんだろな・・・とよく考えながら、うなりながら、放送に耳を傾けたものです。そのウィットに富んだトークになんど 天才だなー、と感心したことか。
聴きながら仕事をして、番組が終わり、テーマ曲『Across The View』が流れる頃に、宮益坂のマンションまで歩いて帰るのです。
そんな生活が2年以上続いたと思います。懐かしい。
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そのまま39歳くらいまで、(平日は)1日もスーツを着ない日はなく、朝8時から深夜まで狂人さながらに動いてましたな。
日曜の30%は結婚式だったと思います。36歳から、朝は自宅からNIKKOへのハイヤーの中で寝ぼけながら着替えてました。
ワークライフバランスとかって言葉がありますが、
その27歳あたりから、NIKKOを退くことにした39歳までは、バランスどころか日々まったく境目がなく、寝ている時間以外はすべて繋がっていたように思えるのです。振り返ると、そんな日々が懐かしく、楽しかった記憶ばかりですが、これから先の人生はあの頃と同じようには生きることは出来ない、とも感じます。
モーリーさんが、ここに来て全国区の脚光を浴びることはたいへん嬉しいです。
ぜひ大活躍・大旋風を巻き起こしてほしいものです。