講演『若者よ、アジアのウミガメとなれ』文字起こし (40分Ver)がAWAYにて公開されました。
5年前の2011年4月8日、あの東日本大震災の直後、そして僕個人にとっては44歳となった翌日付の、世界一周旅行の出発直前に、
Techwaveの編集長だった湯川鶴章さんが主催するThe Wave湯川塾にて、小生が講演した内容を、読み物用に構成して、同サイトにて発表したのが、『若者よ、アジアのウミガメとなれ』 でした。
けっこう長い文章の半生記のような原稿は、はじわじわと反響をよびました。ぽつぽつ一社また一社と、同内容での講演の要請をうけるようになっていきました。
その後、Techwave主催の読者向けのイベントでも2、3度講演をさせてもらったのですが、それが導火線となり、いくつかの大学からの招致にもつながりました。
そして2012年12月に神戸大学で行った90分の講演は文字起こしされ、翌2013年3月に電子書籍 『講演録 若者よ、アジアのウミガメとなれ』として発売となる運びとなりました。
版元のゴマブックスのプロモートもあってか、同書は3月25日~26日は、Amazon Kindleベストセラー総合一位となりました。
翌2014年7月16日~17日には、再びAmazon Kindleベストセラー総合一位となったり、つい先日(2016年6月4日)もAmazon PODのおススメに選ばれたり、と息の長い電子書籍となっています。
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僕自身は同じテーマ、メッセージを伝えるべく、その後、今に至るまでの5年間で累計100回を越える講演を続けてきました。
時節や新しいイベント、データを交えて少しずつ中味をいじってきましたが、伝えたい事はいつも同じなのです。
で、先般6月12日、長くお付き合いしている ”ASEANで働く”を近くするウェブマガジン アセナビさんからも、主に大学生の皆さんを対象にウミガメの講演をさせていただく機会がありました。
■【イベントレポート】アセナビ×トビタテ!留学JAPAN派遣留学生のコラボイベント「若者よ、”失われた20年”を取り返しにASEANへトビタテ!」@高田馬場 http://asenavi.com/archives/12253
僕のウミガメ講演はだいたい80~90分なんですけど、この時は持ち時間が40分と短かったんですね。
90名近い参加者の皆さまもほぼ全員学生さんということもあったので、主に社会人むけ内容を圧縮、割愛して、いつものように絶叫しながら (笑) お話しさせてもらったんですが、今回、それを『講演を文字起こししてブログに掲載したい』 とイベントにご参加されてた原田さんからお申し入れがあったんです。
実はそういったお申し出は、いつもはお断りしているのです。
(もちろん自由にサマっておられる方はおられるわけですが。)
ですが、なーんか魔が刺して、いや虫の予感がして、今回は応諾してしまった・・・んです。
そしたら、たいへん情熱の籠った『ぜんぶ文字起こし』が届いたというわけです。
しかも、
お、すごい、原田さん個人のブログかと思ったらそうじゃない、立派なメディアじゃん!。
AWAY story『アウェーな物語の発信基地』ってカッコいいな。 ウミガメの狙いにピッタリやん、みたいな。
そこで、
鉢巻まいて、講演のスライドのデータをお渡しして、アセナビさんにも記録写真出してもらって、自分でも改稿して。
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■ 目覚めよ、ゆとりの国の大学生!あなたの普通は世界の異常 講演録「若者よ、アジアのウミガメとなれ」
前編 http://media.myaway.jp/archives/3380
後編 http://media.myaway.jp/archives/3386
この講演録は、いつも僕がしている講演の半分以下の持ち時間だったので、内容はかなりスリムになっております。
が、僕自身がいつも、最も拘っている、伝えたいことの根っこはすべて網羅されていると思います。
お申し出をいただいた、文字起こしされた原田さん自身がウミガメを今まで何度も聴いてこられた方ということもあり、早口の僕の言葉も、語感のニュアンスもつかみ取って戴けています。
お読みいただいて、共感してただけるとこがあったら、これから一緒に『異常』になりたいお友だちにシェアしていただける、と嬉しいです。そんで仲間と一緒に貴方自身の松下村塾をみつけてほしい、創ってほしいんですよ。
松下村塾 に集まっていた志士たちも、たまたま、その歩いて行ける圏内に生まれた、その辺の並の人々だったはずなんですよね。
混ざったら、そこは 吉田松陰さんとキチガイの集まりで、そこに毒されてしまったというか、近未来の天下国家や海の向こうのことを夢想するようになっていた、、 という環境だったと思うんですよ。
やっぱ環境が人間を創るんだなぁと繰り返し感じてます、はい。
あ、それから、まだ僕はウミガメの講演を続けています。
聴きに来ていただける機会があれば幸甚です。