Mercatores、GASTRO FUJIYAMAを新装開店しました。

2020年5月14日

参画先Mercatores Pte Ltdによるシンガポールのど真ん中に開店した食堂&テイクアウトのお店『魚問屋國丸』ですが、おかげ様で開店半年を迎えて(7 Boon tat street角)ますます好調です。

日本の美味しい魚(沖縄、三重、仙台、下関、大分などから、毎日届いています!)を伝えるべく、産地直送の新鮮な海産物で創った丼をお安く手軽に食べていただいてます。平日のみ11時から売り切れ次第終了(最長~16時)です。

さて、その現店舗『魚問屋國丸』から徒歩5分のChina Square Food Centreに装いも新たに姉妹店「GASTRO FUJIYAMA -Japanese farmers direct-」をオープンいたしました。

China Square Food Centre #01-17A
51 Telok Ayer Street 048441 Singapore
月曜~金曜 1100-17:00 (最長) こちらも、売り切れ御免です。

 

Mercatoresのミッションは、「日本のものをアジアへ、アジアのヒトを日本へ」。

ふぐ、かつおぶし、そうめん、日本茶、干物。

まだまだ世界に知られていない日本のプロダクトがあります。

しかしながら、先日、日本の生産者からMecatoresにサンプルとして送られてきたのは、生ハムふぐ、黒胡椒味のかまぼこ、とんこつスープを練り込んだそうめん…。どうしたの?というものばかりでした。

今日3月11日は東北の東日本大震災から5年目の日。

Mercatores代表の蔵谷学が、震災時にボランティア活動をしていた福島県会津で学んだ『わっぱ飯』が今回のお店の看板メニューです。蒸した炊き込みごはん、せいろを使ったその出し方がユニークでお陰様で開店以来一週間、毎日完売となっています。

GASTRO FUJIYAMAでは、”美味しいもの作り”もさることながら、”美味しい体験作り”を提案することを狙っています。

美味しい体験は、新たな体験に拡張していきます。

『わっぱ(WAPPA)』の言葉が気になって、会津の歴史を学び、その産地を訪れたいと心を沸き立ててもらいたい。

今回のファーマーズダイレクトに込めた想いは、能動的な第一産業を含めた食事産業から、受動的な食メディアをデザインすること、です。それもシンガポールから日本に向けて。

一人でお腹を満たすだけの楽しみではなく、InstagramやFacebook、twitterを通じて”せいろ”が”WAPPA”が”美味しい体験”がシェアされていくことで、体験の主人公であるお客様が他のお客様と、そして生産者ともその楽しみをつなげていく場にしていきたい、のです。

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蔵谷学がこの店で目指すのは、『日本とシンガポールの生活協同組合』です。

その第一弾の試みとして、GASTRO FUJIYAMAの店頭にて、京都の宇治商工会議所とのコラボレーションを近日展開いたします。

シンガポールの皆様に、お茶に、和菓子に、雑貨に化粧品をご提供。
食べて綺麗になって、宇治を旅してもらいたい、と想っています。

Mercatores、引き続きよろしくお願いします。