大震災以降も、起業家こそが社会を明るくする

 
尊厳とは仕事である。

故に仕事の創造とは、人間の尊厳を産む所業である。

尊厳の快復には仕事の創造が不可欠なのだ。

すなわち復興とは、仕事の創造を指す。

仕事とは尊厳。生き甲斐へと通じる。

ずっと「起業家こそが社会を明るくする」と信じてきた。

理由は単純。起業家は新しい商売と雇用を創造できるからだ。

そして既存の産業界に新陳代謝を促すことで、私たちの社会を活性化することができる。その存在は極めて大きいはずだ。

60~70年代、ホンダやソニーに代表される新興企業の躍進が日本の経済を牽引していた。
が91年のバブル崩壊以降、GDPの成長が止まった日本は、官民が結託して既得権を強化し、新しい企業が生まれない流れを作ってしまった。

世紀末~21世紀初頭、ビットバレー&新興市場上場のネットベンチャーブームで日本は再び覚醒しかけたように見えたが、、、

ライブドア事件でこのアフォ構図はむしろ更に強固になってしまい、いまや日本は若者が起業を目指さない/起業家に憧れない国になった。

これを変えなくてはならない。

後に続く起業家が目標におくような、新しいロールモデルの出現が待ち望まれている。

自らが外圧となって、日本を揺さぶり刺激を与えることの出来る、若く新しいアジアの起業家を、日本は必要としている。

僕はそう信じて、いまコミットメントしている。

起業家創りこそは、人々の希望創りなのだ。

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人は皆、平等である。人の命は地球よりも重い。

故に人様を雇い入れることは、実に畏れ多いことだと思う。

つまり雇用するということには、それだけで原罪がある。雇用するものはそれを自覚し、行動し、責任をとらなければならない。

だからこそ、そのリスクをとる起業家は、
多くの人々に尊厳を提供する起業家は、尊いのだ。