ステックワイアードの10周年。
STEKWiREDは2000年2月8日に6人の仲間で始まった会社、、らしい。なんせ僕は途中からの参加なので経緯を主体的に把握していない。STEKというのは6人の頭文字に由来している。6人の頭文字だが4文字だ。
僕は2004年6月、前の社長からこの会社をNIKKOで譲り受けた。移った役員・社員は4人。
ここんちは、Webメインのいわゆる制作会社だ。当時の僕は、NIKKOの制作セクションではなく、独立した制作会社を必要としていた。いいお得意先に恵まれた同社に、僕は当時NIKKO子会社でやっていたプライバシー関係の事業をくっつけた。
残念ながらNIKKOの経営の方向と合わず・・・2年後、僕はメンバーにMBOしてもらうことにした。商売は順調だった。
あれから4年。同社は10周年を迎えた。前社長から譲り受けたときに移ってきたメンバー2名と、NIKKO子会社から異動したメンバー1名が現体制の取締役だ。僕はMBO時にその資金を用度し個人で出資もして監査役になり、現在に至っている。
お陰さまでステックワイアードは昨年度は創業以来の好業績となった。そして10年目の今期は、それを上回るペースでお引き合いが伸びている。僕がこの20年関わった会社の中で最も緩やかな成長速度だが、その地歩には確実な手応えがある。
そんななか、先般5月26日、10周年を記念したパーティを行った。
パーティは、創業以来のお付き合いの多くのお得意先や協力クリエイター、そしてかつてのメンバーが、80名以上集まり大盛況となった。
嬉しいことに4年目のNIKKO子会社となった段階で、岸浪正典社長ひとりを残すことになった創業時のメンバーが集まった。今やみ~んな社長だ。
めいめい酒を片手に和気あいあい愉しそうに話している。創業のメンバー一人ひとりが『長く続けてほしい』と岸浪さんを励ましている。
僕は、その光景をすこし遠目に観ていた。で、このパーティをやって良かったなぁと思った。
10年など年月の節目に過ぎない。
・・・僕はこの会社がずっと揺らぎながらも数社の熱心にご支持いただけたお得意に支えられて、なんとかやってきたことを思いかえしつつ。
『会社は、社員・株主・お客様、関わる全ての方が幸せになる道具』なんだな。
パーティの最後に創業時のSTEKなメンバー&現メンバーで一緒に記念撮影しながら、思った次第。
各位、これからもよろしくお願いいたします。