2010年 加藤の見方は(不本意ながら)円安・株高
2010年の1月も はや後半となってしまいました。
去年は新年早々の7日付でブログにした「2009 私の見方は 円高株高」でしたが、ものの見事に!外れました。
加藤の予想だったドル円;80~85円 日経平均;12000円超に対して、
'09年末段階でのドル円;93.02円 日経平均株価は10,546円(年始の大発会の始値から計算すると1264.62円UP)に終わりました。
異論多々あるかとはww存じますが、僕の中では向かうべき(国益である)円高にならなかったので、これに連動して株も上がらなかったと解釈しています。見事に外して申し訳ございませんでした。
さて
私は、従来より円高こそ国益だ!と強く思っております。もちろん様々なデメリットが有ることは承知の上です。
その考えは変わっておりません!が今年2010年は・・・ 残念ながら円安・株高 となるのではないか、と思っております。
その前に、1月3日に発表されている「日経ヴェリタス」が、著名な市場関係者70人にアンケートを実施した結果を共有しておきましょう。
この70名による、2010年の日経平均株価の最高値予想の平均値は12206円でした。
内訳としては12000円未満は19名、12000円台が35名とほとんどを占めていました。逆に最高値を15000円以上と予想している人は、わずか1名でした。
たいへん意外です。だって!今年は悔しいけど・・どう考えても円安でしょう。日本の株価は、総じてドル円の為替連動なのです。
私は、下手したら年末段階では
1ドル=100円前後も十分に有り得るんじゃないかと思います。
そしたら十分に14000~14500円はあると思いますよ。
昨年のシナリオは
米国の深刻かつ終りの見えない不況の継続→ドルから円へのリスク回避→円買い だったのですが、、、、今年は違う、と思います。
米国及び日本の深刻かつ終りの見えない財政難の継続→ドル及び円の敬遠→円の不人気 という、連れ安シナリオとみているのです。
あっ、これは、加藤個人にとってはけっこう現実的な観測ですけど、昨年同様、投資は自己責任でお願いしますよ!。
日本をとりまくグローバル経済と少子高齢化と進行のスピードは加速を強めています。今年は円安による輸出関連銘柄の牽引により株価は戻ると予測してますが、本質的な問題は棚上げになったままです。
7月の参院選の民主大勝利は、現時点で既に確定的な状況かと思いますが、政権には是非本格的な長期的な対応を望みたいものです。・・期待薄ですが。