Please visit JAPAN.
とくに自宅も移してからは、ずっと南青山にいるわけです。昼も夜も。
で、やっぱり実感するのは、てか嬉しいのはホントに表参道って国際都市になったなぁって。
10年前、5年前と比べて、もぅ確実に、眼に見えてハッキリ、外国からのお客様(訪日外国人旅行者/インバウンドツーリズム)が増えていると思います。
そういえば銀座も秋葉原もとくにアジアからの旅行者が多い!。ガイドブック片手に。わいわい。実際たくさんお買い物もされている様子で、日本の景気や消費にも大いに貢献していると思います。最近では、銀聯カードの話題もすごいですよねぇ。
03年1月末の施政方針演説の中で、小泉総理が「観光の振興に政府を挙げて取り組み2010年に訪日外国人旅行者を倍増の1000万人を目標とする」と発表してからはや!5年半経ちました。(つまり↑02年の実績は500万人。ちなみに07年実績は800万人)
南青山でこの勢いを直視している私としては達成はほぼ確実ではないかと思ってます。
・・・でも、その実働部隊として立ったビジット・ジャパン・キャンペーン実施本部がこの勢い自体にどれだけ貢献しているかはかなーり疑問ですけれど。
いずれにしても いいことです。素晴らしい。
なんか日本人はバイタリティ減ってきたなぁと思う一方なだけに、加藤は元気な訪日旅行者の方を見ると勇気づけられます。
売り手・売り場もどんどんWEBサイトも実際の店頭サービスも多言語対応にしてもっと売り場の国際化をリアルもバーチャルも推し進めるべきだと思いますよ。だって国内の内需が縮んでいるのは間違いないでしょ。
でも、だからって世を儚んでいてもしょうがないわけでして、逆に訪日旅行者の皆様の勢いにガンガン前向きで乗っていってほしいです。
反面で最近こんなこともありました。
先日、加藤は上海から協業先をお招きしたんですよ。
で驚いたのは、その招聘の査証(VISA)取得のために当方が在上海日本国総領事などに提出した書類の量!です。
招聘経緯説明書、(当方がお招きするお客様の)身元保証書、(来日時の)滞在旅程表、招聘理由書、(当方の)会社団体概要説明書・・。
おいお~い!何でそんなに多いの?。
査証ってのは訪問国(つまり日本)への入国・滞在許可のことです。
アジアからの訪日旅行者は大切なお客様のはずなのに、実は日本入国の際はほとんど査証が必要なんです。(ちなみに我々日本人がアジア諸国へ観光旅行する場合はほぼ査証不要ですよね)
ビジット・ジャパンで訪日旅行者促進を謳いつつ、一方でわが国の行政は査証を取得しないと入国させないぞ、と規制しているのが、ほんとにわかんないっす。
でもね、そ~んな面倒なルールのもとでも、今日も表参道はアジアの皆様で大賑わいなわけですよ。
近い将来、全面的に査証免除となれば目指せ1000万人どころか、3000万人も夢ではないはずです。楽しみですね。
※まぁそれにしても成田と青山の間は遠すぎだし、移動コストも高すぎ。そもそもタクシー代はたぶん世界一高いし。青山までタクシー乗ると1時間半&3万かかります。ガク