ビットバンクと僕。12年半の記録(中篇)
僕がビットバンクの取締役を退任した2018年8月30日以降も、ビットコイン相場は下落を続けました。出来高も細り、12月には35万円前後まで下落。その後もしばらく弱気相場が続きました。
潮目が変わったのは翌年4月初頭。ビットコイン(BTCJPY)は短時間で2割近く跳ね上がり、4カ月半ぶりに50万円を突破しました。
3週間後の4月22日(BTCJPYは59-60万円)、僕はAgenda noteのインタビューに応じています。
しかも、いま読み返しても驚くほど自信満々に語っています。
「ビットコインと再生医療で未来に挑む」 (2019年6月3日公開)
・クリプトカレンシーの本命はビットコイン
・ビットコインは「デジタルゴールド」
いろいろ言ってますが、要するにそう言いたかったんでしょう。余談ながら、この記事を読んでビットバンクでビットコインを買った友人からは今も感謝されています。
5月12日の投稿。「BTCJPYがかなり出来てるし、伸びてる」。この直後、ビットコインは約10か月ぶりに90万円を突破するのでした。
ま…この春夏の反転も長くは続かず、2020年3月のコロナショックで、相場はふたたび奈落を見るわけですけど。
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時は経ち、これは2020年12月18日の投稿です。「BTCJPY は240万円を突破。3年間待った」 いや、本当に待ちました。コインチェック事件からここまでが長かった。
以降、翌2021年も勢いは続き4月14日「いきましたね700万円♫ 年末に300万円に到達して…100日くらいでしょうか」 投稿からも嬉しさが伝わってきます。
9月2日、ミクシィ(現MIXI)との資本業務提携が発表に。結局、これが最後のエクイティ調達となりました。BIS規制における自己資本比率8%クリアへの乾坤一擲で、喜び大爆発してるのがよくわかります。
この投稿には続きがあります。ここは全文をコピペしときます。→
2018年6月22日の関東財務局からの業務改善命令をうけた新経営体制の発足に合わせ、僕は取締役を退任 https://katou.jp/?eid=626 し一株主となっておりますが、ミクシィは全方位的にみて、現在のビットバンクにとって最良のお相手、まさに理想といえる先様と思います。
すべてのお口座を開設頂いているお客様、株主の皆様、そして創業以来…影日向に様々ご相談に乗っていただいてきた笠原健治さんに改めて感謝申し上げる次第です。そう、僕もまたこの先のビットバンクが楽しみでなりません。今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願いいたします。
9月11日の投稿。数日前にエルサルバドルでビットコインが法定通貨に。これには勇気が出ました。
市場のほうは、↑ 4月中旬をヤマ場に一進一退の価格形成でしたが、いっぽうで出来高はあがっていました。
そして、ようやく2021年10月16日にBTCJPYは4月までの史上最高値を超えました。(その後10月20日に約765万円まで上昇)
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しかし熱狂は長くは続きませんでした。翌2022年11月、FTX破綻事件が発生。
この事件を機に暗号資産規制についての国内の議論が、更に深まりました。「FTX日本法人、金融庁緊急処分 顧客資産保護に落とし穴」
事件の落胆感が冷めやらぬ翌2023年1月18日、僕はBurryのロングインタビューを受けています。
「暗号資産取引所の熾烈なユーザー獲得競争が終わりを告げ、サービスレイヤーの勃興がはじまる」エンジェル事業家・加藤順彦氏 3/4 (2023年2月13日公開)
記事は今もたまに読んだ方から感想を告げられていますが、特にこの3回目で嘯いた 「暗号資産でもインフラ、つまり取引所が競争し十分に普及したら、上のレイヤーの時代が始まると思っています。DAppsなどチェーンの上に乗ったサービスの競争が本格的にはじまるわけです。」は… このブログをまとめている2026年10月29日現在、いまだ始まっておりません!
これについては豪快に予想が外れたなぁ、と感じてます。
でも、それがこれからようやく始まるはずです。
はい、この先のビットバンクが、そして別の資本と経営への参画先ですが、インタビュー中でも紹介しているSlash Vision Labsがこれから実現していく、と思っています。
