内需が猛烈な勢いで縮んでいます

2020年4月18日

今日、会社の一斉メールで、帝国データバンクの公開倒産情報が流れ

・不動産関係(不動産売買・賃貸・建築工事) に加えて
(ここに関しては、私は建築確認が出なくなったとか、消費者信用審査の締め付けが強くなったなど行政の失策が大きいと考えています)

・地方旅館経営
・アミューズメント施設経営(ゴルフ場・スキー場)
あたりの業種がとくに逝っていることが共有されました。

やはり日本国内の消費需要は確実に猛烈な勢いで縮んでいることを実感。

不動産、観光、郊外レジャー関連だけではありません。
都市型の居酒屋チェーンやボーリング場・ゲームセンター、映画館、など衣食住生活全般に亘る消費者内需が眼に見えて細っていると思います。
加藤は旅行やレジャー娯楽等、モノでなく「時間」「体験」を提供している会社が倒れる=「時間」「体験」に投資する消費者が減っていることはほんとに憂うべきことだと考えています。

もちろん 若者そのものが激減している、ことも大きいでしょう。
しかし昨今の日本の海外旅行者の加速度的激減(10年で35%減)の報道なんかを見てると、昨年あたりから、それよりももっと大きな問題があるのではないか、と考えるようになってきました。

よく言われている
1 日本が不景気になった
2 「お金がない」「休みが取れない」低所得層が増えた
3 海外に行ってもモノやサービスの価格に(円が弱く)割安感を感じず、消費を海外で行うことへのモチベーションを感じなくなった
のも、事実そうでしょう。

しかし加藤がいま痛烈に感じている憂うべき問題は
● 海外へ物見遊山することに関心・興奮をもてない人が増えた
● 環境ホルモンのせいなのかなんなのか、人としてのバイタリティが減った
ことです。